この記事では、40代のみなさんに向けて、「NISA」と「iDeCo」を使った賢い資産形成の方法をお伝えしていきます!正直、40代ってお金に関する悩みがグッと増えますよね。
「老後資金、ちゃんと準備できるかな…」「子どもの教育費もまだまだかかるし…」なんて、不安は尽きません。
そんな今こそ、国が用意してくれているお得な制度、NISAとiDeCoをしっかり活用するチャンスです。「でも、なんだか難しそう」「結局、どっちがいいの?」なんて思っている人も多いはず。
安心してください!この記事では、NISAとiDeCoの基本から、併用するテクニックまで、わかりやすく紹介していきます。
※投資は元本割れするリスクを伴いますので、投資するかどうかの最終的な投資判断は必ずご自身で判断し自己責任でお願いします。本記事に記載した情報や意見によって読者に発生した損害や損失について、筆者は一切責任を負いません。
NISAとiDeCoの注目度が高まる背景
最近、テレビやネットでもNISAやiDeCoってよく目にしますよね。
注目度がグッと上がっている理由は、ズバリ制度のパワーアップにあります!
例えば、2024年からNISAが超パワーアップして、非課税期間が「無期限」になったり、投資できる金額も増えたり。
iDeCoも加入できる人が広がって、自営業の人や主婦の方にも使いやすくなってきています。
国がここまで「自分で資産を作ってね!」って後押ししてる今、乗らない手はない!ってわけなんです。
本記事で得られること
この記事を読むと、こんなことがバッチリわかるようになります!
- NISAとiDeCo、それぞれの特徴とメリット・デメリット
- 制度改正ポイントと、それが私たちにどう影響するか
- 年収やライフステージに合わせた賢い活用法
- 併用して資産形成を加速させる方法
- おすすめの金融商品や金融機関
最後まで読めば、
「なんとなく興味あったけど、結局どうすればいいのかよくわからない」
ってモヤモヤがスッキリ解消されるはずです。それでは、早速スタートしていきましょう〜!
NISAとiDeCoの基本をおさらい

さてさて、ここからはNISAとiDeCo、それぞれの基本をサクッとおさらいしていきます。
「名前は聞いたことあるけど、正直よくわかってない」って人も、これから解説しますので気にする必要ありません。
NISAとは?特徴とメリット・デメリット
まずはNISA(ニーサ)から。
正式には「少額投資非課税制度」っていいます。
ざっくり言うと、NISAは、「投資で得た利益に税金がかからないオトクな制度」です!
通常、株や投資信託で利益が出ると20%くらい税金がかかるんですけど、NISA口座を使えばそれがゼロ。つまり、増えた分をそのままゲットできるってわけなんです。
【NISAのメリット】
- 投資で出た利益に税金がかからない!
- 少額から始められるから初心者にもハードル低め
- 途中で売却もできるから、使い勝手がいい
【NISAのデメリット】
- 投資だから元本保証はナシ(損する可能性もある)
- 非課税期間がある(※2024年からは無期限化!新NISAでは気にする必要はありません)
- 年間の投資上限が決まっている(360万円なのであまり気にする必要はありません、それ以上投資できる人はこの記事を読む必要ないと思いますので)
「投資って怖いかも…」って思うかもしれませんが、うまく活用すれば貯金だけじゃ増えないお金をじわじわ育てていける、心強い味方なんです!
iDeCoとは?特徴とメリット・デメリット
続いてiDeCo(イデコ)は「個人型確定拠出年金」っていう、いわば自分で作る年金制度です。
iDeCoの一番の特徴は、積み立てたお金が「全額所得控除」されて、めちゃくちゃ節税できるところです。
【iDeCoのメリット】
- 掛金が全額所得控除になる
- 運用益も非課税
- 受取時も税制優遇あり
【iDeCoのデメリット】
- 原則60歳まで引き出せない(途中でお金が必要になっても引き出せない)
- 投資商品によっては元本割れするリスクあり
- 口座管理手数料がかかる場合もある
iDeCoは、「老後資金をしっかり準備したい!」って人にはめちゃくちゃ強力な制度です。
ただし、途中で使いたくても引き出せないという縛りがあるので、ライフプランを考えたうえで始めるのがポイントです。
NISAとiDeCoの違いを比較
ここまで読んで、「なんとなく違いはわかったけど、どっちが自分に向いてるんだろう?」って思いますよね。
ざっくりまとめるとこんな感じです!
- 「いつでも使える資産を増やしたい」ならNISA(ただし、投資を始めてしばらくして暴落が来たら引き出すとマイナスになってしまいます。15年以上投資を続けられる余剰資金を投資に回すのがオススメです。)
- 「老後資金をがっつり準備したい」ならiDeCo
こんなふうに使い分けるイメージです!
もちろん、どっちか一方だけじゃなく、両方活用するって手もあるので、後で詳しく紹介していきますね!

NISAとiDeCoの最新制度改正ポイント
ここからは、制度改正についてお話ししていきます!
一緒にポイントを押さえて、今後の資産づくりにしっかり活かしていきましょう!
主な制度改正内容と影響
【NISAの改正ポイント】
- 非課税期間が「無期限」に! これまでは5年とか20年とか期限があったんですが、これからは「ずーーっと非課税」で持ち続けられるように!これ、かなりインパクトが大きいです。
- 年間投資枠が拡大! 一般NISAとつみたてNISAが統合されて、 最大で年間360万円まで投資OKに!(つみたて枠120万円+成長投資枠240万円)
- 生涯投資上限が設定される 一生涯での非課税枠は1,800万円まで。ただし、売却すればその分また投資できるので、柔軟に運用できるのがポイント!
【iDeCoの改正ポイント】
- 加入年齢が拡大! これまで60歳未満までしか加入できなかったのが、65歳未満まで加入OKに。 「会社員だけど、もうすぐ定年…」って人もチャンス!ただし、株式に投資するのであれば暴落がくることも考慮に入れると50歳以降は慎重に投資して、15年は引き出せなくても問題ない余剰資金だけを投資するのがオススメです。
- 企業型DCとの併用がしやすく! 会社の企業型確定拠出年金に入ってる人でも、条件次第でiDeCoに追加加入しやすくなりました。
今後の資産形成に与えるメリット・注意点
【メリット】
- NISAの非課税メリットがめちゃくちゃ大きくなったので、コツコツ投資するだけでお金が育つスピードアップ!
- iDeCoも加入できる期間が伸びたから、節税チャンスが長く続く!
【注意点】
- NISAもiDeCoも「投資」なので、元本保証はないってことを忘れないことです。
- 特にNISAは枠が大きくなったからといって、無理して一気に投資しちゃうとリスクが高まります。
- iDeCoは「60歳まで引き出せない」ので、急な出費に備える資金とは別に考えることが大事!
要するに、「増やしたいお金」と「今すぐ必要なお金」はちゃんと分けて考える必要があります。
NISAとiDeCoはどちらを優先すべき?年収・目的別シミュレーション
ここからは、具体的に「じゃあ自分はどっちを優先すればいいの?」ってところに迫っていきます!正直、正解は人それぞれです。
年収、家族構成、今後のお金の使い道によってベストな選択肢は変わります。
だから今回は、年収やライフステージ別に「おすすめパターン」をまとめました。
ぜひご自身に当てはめながら読んでみてください。
年収別・ライフステージ別おすすめ活用パターン
【年収400万円未満】
→ まずはつみたてNISA優先がおすすめ!
この年収帯なら、急な出費に備えるためにも「いつでも引き出せるNISA」が心強い存在。
少額ずつコツコツ積み立てるスタイルが無理なく続けやすいですよ。
【年収400万〜700万円くらい】
→ NISA+iDeCo併用を検討!
税金負担もそこそこ重くなってくるので、iDeCoの「掛金控除」による節税メリットが効いてきます。
つみたてNISAで中期資金、iDeCoで老後資金って感じで、目的ごとに使い分けるのが◎!
【年収700万円以上】
→ iDeCo優先+NISA活用が有利!
このゾーンの人は所得税率が高いので、iDeCoによる節税効果がバツグン。
NISAもガッツリ活用、さらにiDeCoで節税して「資産形成を加速」していきましょう。
目的別(中期資金・老後資金)で考える最適な使い分け
【中期資金(10年〜15年以内に使いたいお金)】
→ NISAが向いてる!
例えば「子どもの教育資金」とか「住宅購入の頭金」など、将来使う予定があるお金はNISAで育てるのがおすすめ。
必要になったら引き出してOKなので、使い勝手がいいです。(ただし、タイミングによっては元本割れしている可能性もあるので、中期(10年以内)で必ず必要なお金は貯金で貯めるのが安全です)
【老後資金(60歳以降に使うお金)】
→ iDeCoがベスト!
iDeCoは60歳まで引き出せない代わりに、税制メリットが強力。
老後のためにしっかりお金を育てたい人は、迷わずiDeCoを活用しましょう!
【まとめイメージ】
目的 | おすすめ制度 |
---|---|
10〜15年以内に使うお金 | NISA |
老後のために育てるお金(60歳まで引き出せなくても問題ない資金のみ) | iDeCo |
「短期〜中期のお金はNISA」、「老後資金はiDeCo」この基本方針を押さえておけくと良いでしょう。
※投資は元本割れするリスクを伴いますので、投資するかどうかの最終的な投資判断は必ずご自身で判断し自己責任でお願いします。本記事に記載した情報や意見によって読者に発生した損害や損失について、筆者は一切責任を負いません。
NISAとiDeCoの併用での資産運用例
ここからは、NISAとiDeCoを両方うまく使って、資産運用の例を紹介していきます!
正直、どっちかだけより併用した方が圧倒的にお得です。
それぞれの制度の強みを生かせば、ムダなくお金を増やせるから、ぜひ実践していきましょう!
併用のメリットと注意点
【併用するメリット】
- 非課税枠を最大限活用できる! NISAでは運用益が非課税、iDeCoでは掛金控除&運用益が非課税。 両方使えば、税金をグッと減らしながら資産を育てられます!
- 目的ごとに資産を分けて管理できる! 「中期資金はNISA、老後資金はiDeCo」と分けておくと、いざというとき迷わず取り崩せます。
【注意点】
- 無理な資金計画はNG! 特にiDeCoは60歳まで引き出せないので、「短期で必ず必要になるお金」は別でしっかり確保しておくこと。
具体的な併用プラン例
例えばこんな感じでやるとバランスよく資産形成できます!
例1:年収500万円・子育て世代の場合
- NISA:毎月3万円(年間36万円)
- iDeCo:毎月1万円(年間12万円) → 生活費に無理なく配慮しながら、非課税メリットを最大限活用!
例2:年収800万円・老後資金もガッツリ準備したい場合
- NISA:毎月10万円(年間120万円)
- iDeCo:毎月2万円(年間24万円) → 所得控除で節税しつつ、運用益もガンガン伸ばす作戦!
ポイントは「続けられる金額で無理なくスタートする」こと!
最初から大きな金額を設定しても、途中で苦しくなって積み立て投資を途中で止めてしまっては意味がありません。
NISAとiDeCoで選ぶべき商品

ここからは、NISAとiDeCoで実際にどんな商品を選べばいいのか、そして失敗しないための分散投資のコツを紹介していきます!
「何を買ったらいいか全然わからない…」ってなるの、めちゃくちゃ普通です。でも大丈夫!ポイントさえ押さえれば、しっかり賢く選べるようになりますよ!
NISAでおすすめの商品・投資信託
- インデックスファンド(全世界株式・S&P500)が鉄板!
- 低コストで広く分散投資できる商品がベスト!
具体的な銘柄は
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
- 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド
このあたりは超定番で、初心者にも安心です!
※投資は元本割れするリスクを伴いますので、投資するかどうかの最終的な投資判断は必ずご自身で判断し自己責任でお願いします。本記事に記載した情報や意見によって読者に発生した損害や損失について、筆者は一切責任を負いません。
iDeCoでおすすめの商品・投資信託
iDeCoも基本はNISAと同じ考え方でOKです。
商品選びのポイント(コスト・リスク許容度・運用目的)
最後に、商品選びで絶対チェックしてほしいポイントもまとめておきます!
【コスト(信託報酬)】
→ できるだけ低いものを選ぶ!これだけで10年後、20年後のリターンにめちゃくちゃ差が出ます。
【リスク許容度】
→ 「値下がりしても平気な範囲」で運用するのが大事。焦って売らないためにも、無理しない!
【運用目的】
→ 中期資金ならリスク控えめ、老後資金ならちょっとリスク取ってリターン狙い、みたいに使い分ける!
この3つを意識して商品選びをすれば、大きな失敗はかなり防げますよ!
僕は以下の書籍を参考にしました。皆さんも是非、参考にしてみてください。(要約やまとめ記事を検索してみるのもありですが、投資に迷ったときのために購入して手元に置いておく価値のある本だと思います。)
以下のようなことを詳しく学ぶことができます。
- なぜインデックス投資がいいのか
- なぜ途中で売買を繰り返さず、長期投資がいいのか
- なぜコストや税金は最小限が良いか
金融機関の選び方と手数料比較
ここからは、どこの金融機関でNISAやiDeCoを始めるべきか?についてです。
実はこれ、かなり大事なポイント。
選ぶ金融機関によって、手数料も選べる商品も全然違うので、スタート前にしっかりチェックしておきましょう!
オススメのネット証券の特徴と選び方
【ネット証券の特徴】
- 手数料がめちゃくちゃ安い(もしくは無料)
- 運用商品が豊富(特にインデックスファンドが充実)
- 口座開設・管理もスマホでサクサク完了
代表例:
- SBI証券
- 楽天証券
- マネックス証券
→「コスト重視」「商品ラインナップ重視」なら、ネット証券一択!
年代の活用法

NISAやiDeCoを賢く使うには、やっぱり「自分の年齢や働き方に合った使い方」が大事!
ここでは、年代別・職業別に「こんなふうに活用するといいよ!」というアドバイスをまとめていきます!
あなたの今の状況に合わせて参考にしてみてくださいね。
20代・30代・40代・50代の活用ポイント
【20代】
- まずはつみたてNISAでコツコツ積立!
- iDeCoもスタートすれば、お得な老後準備に。
【30代】
- つみたてNISA+iDeCoのW運用が鉄板。
- 子育てや住宅購入などお金が必要なイベントがあるので、NISAで中期資金を確保しつつ、iDeCoで老後資金も着実に。
【40代】(←今回のメイン読者さん!)
- 使うお金と育てるお金の仕分けが重要!
- 子どもの教育費・住宅ローンなど支出がピークに。 →NISAで10〜15年後に使うお金を育てつつ、iDeCoで老後資金もしっかり確保!
【50代】
- ラストスパートで老後資金を積み上げるタイミング!
- iDeCoの掛金を最大限活用して節税効果を最大化。
- リスク控えめに調整して「守りの運用」へシフト。一部債権投資の組入も検討。
まとめ
ここまで、NISAとiDeCoについてガッツリ解説してきました!
改めてお伝えしたいのは、「NISAもiDeCoも、賢く使えばめちゃくちゃ心強い味方になる!」ってことです。
40代って、ライフイベントが重なって何かと出費も増える時期。
そんな中でも、将来に向けて「コツコツ資産を育てる」って本当に大事なことなんですよね。
少額からでも、無理なく続けることが一番の近道です。
NISAとiDeCoを賢く使いこなして資産形成を成功させよう
これから資産形成をスタートするなら、まずはこんな流れを意識してみてください!
✅ NISAとiDeCoの違い・メリットデメリットを理解する
✅ 自分の年収・ライフプランに合わせて使い方を決める
✅ 少額でもいいから「今すぐ」始める
✅ 最新の制度改正情報もゆるくキャッチアップしていく
NISAだけでも、iDeCoだけでも、そして両方併用すれば、もっと強力な武器になります!
このブログを読んで「よし、自分もやってみようかな!」って思ってもらえたら最高です✨
僕は40歳過ぎから積立NISAを始めて現在は新NISAを続けています。コロナショックの直前から始めたのでその後の回復相場に乗って現在は投資利益がそこそこ出ています。もちろん確定していないので、この後元本割れする可能性はゼロではありませんが。
普段の積立を守り続けたのと、臨時収入など追加で投資に回したこともあり、投資を始めて6年ほどで老後資金の不安はほぼなくなりました。このペースで投資し続ければおそらく問題なく必要資金が貯まります。投資し続けられるかも最初は不安でしたが5年以上、収入の増減に関わらず決めた額は投資できているので、少々収入が減ったとしても決めた額を投資できる自信が持てるようになりました。
皆さんの老後資金に対する不安が少しでも軽減できれば嬉しいです。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。
資産形成って、最初はちょっとハードル高く感じるかもしれませんが、「知って、始めて、コツコツ続ける」だけで確実に未来は変わっていきます。
NISAもiDeCoも、今日知った知識を活かして、あなたの大切なお金をしっかり育てていきましょう!応援しています✨
※投資は元本割れするリスクを伴いますので、投資するかどうかの最終的な投資判断は必ずご自身で判断し自己責任でお願いします。本記事に記載した情報や意見によって読者に発生した損害や損失について、筆者は一切責任を負いません。