【実践済】固定費見直しで年間10万円節約する方法|月1万円の余裕を作ろう

貯蓄・節約

「給料日前、いつも残高ギリギリ…」「節約してるつもりなのに貯金が増えない」

そんな悩み、ありませんか?

実は、貯金ができない多くの人が固定費のムダに気づけていないんです。

毎月なんとなく払っているスマホ代や保険料、サブスク…。

これらを1回見直すだけで、年間10万円以上の節約は十分現実的です。

僕自身も、かつては毎月カツカツで焦っていました。

でも、通信費や保険などを整理した結果、月1万円以上の余裕ができ、浮いたお金を投資に回して5年で1000万円以上の資産を築けました。

もちろん固定費の見直しだけでなく、所有していた物の売却や転職、副業など組み合わせて実行はしましたが、固定費見直しのパワーは大きいと実感しています。

所有物の売却などについては別の記事で紹介しますので、この記事では僕の実体験をもとに、初心者でもできる「固定費見直しの完全ガイド」を紹介します。

  1. なぜ今、固定費の見直しが必要なのか|貯金ができない原因
    1. 物価高騰で生活がカツカツな現代の家計事情
  2. 変動費より固定費を見直すべき3つの理由
    1. 【体験談】固定費見直しで投資資金が増え5年で1000万円貯めた実績
  3. 固定費見直しの優先順位|効果が大きい順に攻略する
    1. 通信費(スマホ・ネット代)|年間5〜8万円削減
    2. 保険料の見直し|年間9〜10万円削減の可能性
    3. サブスク解約|年間1〜3万円の節約効果
    4. 住居費(家賃交渉・住宅ローン借り換え)|最大効果だが条件あり
    5. 家賃交渉で月5,000円削減|更新時の成功例と交渉テンプレート
    6. 住宅ローン借り換えで総返済額70万円削減|金利差1%でも効果あり
    7. 自動車の手放し・維持費削減|年間40〜60万円の効果
  4. 固定費削減を成功させる5つのステップ
    1. ステップ1:現状の固定費を家計簿アプリで可視化する
    2. ステップ2:年間の削減目標額を設定する(10万円を目指す場合の内訳例)
    3. ステップ3:効果の高い項目から優先的に着手する順番リスト
    4. ステップ4:削減額を記録してモチベーションを維持する方法
    5. ステップ5:年1回の定期点検で見直しを習慣化する
  5. 固定費見直しで失敗しないための注意点
    1. 生活の質を下げすぎない|快適さとのバランスが重要
    2. 家族の反対を押し切らない|家族会議で納得を得る交渉術
  6. 固定費見直しで浮いたお金の賢い使い方
    1. 先取り貯金で確実に貯める仕組みを作る
    2. 投資に回して資産を増やす選択肢
    3. 小さなご褒美でモチベーションを維持する
  7. 【よくある質問】固定費見直しに関するQ&A
    1. Q1: 固定費削減で本当に年間10万円貯まるの?
    2. Q2: どの固定費から手をつけるべき?
    3. Q3: 格安SIMに変えて通信速度は大丈夫?
    4. Q4: 保険を削りすぎて万が一の時に困らない?
    5. Q5: 家計簿が続かない人でもできる?
    6. Q6: 一度見直したら終わり?定期的に見直すべき?
  8. まとめ|固定費見直しで来月から月1万円の余裕を作る
    1. 年間10万円削減は現実的|まずは通信費から始めよう
    2. 今日やるべきこと|スマホの明細チェックから始める第一歩

なぜ今、固定費の見直しが必要なのか|貯金ができない原因

貯金ができない原因

物価高騰で生活がカツカツな現代の家計事情

ここ数年、スーパーに行くたびに「また値上がりしてる…」と感じませんか?

電気代、ガス代、食費、日用品…。すべてが少しずつ上がり、給料は横ばい。結果として可処分所得(自由に使えるお金)が減少しています。

総務省統計局「家計調査(家計収支編)2023年平均結果の概要」でも2023年における二人以上の世帯(勤労者世帯)の実質可処分所得は前年に比べて4.8%減少しています。

つまり、今までと同じ生活をしていても、自然とお金が減っていく時代なんです。

そんな中で「節約しよう」と思って食費や娯楽費を削ると、ストレスが溜まって長続きしません。

だからこそ、一度の見直しで効果が続く固定費削減が圧倒的におすすめです。

変動費より固定費を見直すべき3つの理由

3つの理由
  1. 効果が継続する(自動的に節約できる) 食費や外食のような「意識的に我慢する節約」と違って、一度契約を変えれば、毎月自動でお金が浮くのが固定費見直しの強みです。
  2. 削減額が大きい 通信費・保険料・光熱費などは、ひとつ変えるだけで年間数万円単位の節約になることも珍しくありません。
  3. 生活の満足度を下げずに節約できる スマホのプランを格安SIMに変えても、ネット環境や暮らしの快適さはほとんど変わりません。※お住まいの地域やスマホを利用する環境によっては電波状況が良くないことは考えられます。僕の場合は地方都市に住んでおりリモートワークなのでほぼ不便を感じることはありません。 ストレスゼロで節約できるからこそ、固定費から始めるのが正解です。

【体験談】固定費見直しで投資資金が増え5年で1000万円貯めた実績

僕が固定費の見直しを始めたのは、2019年ごろでした。

「給料はそこまで少なくないのに、なぜか貯金が増えない…」と悩んでいました。

まずは通信費(スマホ+Wi-Fi)を大手キャリアから格安SIMに変更。

元々は夫婦で16,000円ぐらいは払っていたと思います。それが夫婦で4,000円になったのでこれだけで年間15万円近くの節約

次に、不要な特約が多い生命保険を最小限必要な契約内容に見直し、年間約12万円の削減

サブスクも見直すことで年間軽く1万円程度は下がりました。

そのほか細かな見直しも含め、合計約30万円/年の固定費を削減することができました

このお金を投資に回し、転職や昇給、車や時計など所有物の売却を含めて5年後には資産1000万円を突破しました。

正直、最初は「年間100万円貯めても1,000万円貯まるまで10年もかかる…」と思っていました。

株価の推移がこの数年間良かったこともあり、思った以上に早く1,000万円を貯めることができました。

転職や昇給などは時間がかかりますが、固定費は今すぐ見直しができて一度やってしまえばあとは放置で自動的に貯まる状態になります。

これは本当に、やらない理由がないと思います。

固定費見直しの優先順位|効果が大きい順に攻略する

優先順位

固定費といっても、スマホ代、保険料、光熱費、サブスク、家賃など…

いろいろありますよね。

でも、すべてを一気に見直すのは正直大変です。

そこで大事なのが、

👉 「効果が大きい順に攻略する」こと。

僕自身が試して実感した「削減効果が高い順ランキング」をもとに、具体的な優先順位を紹介します。

通信費(スマホ・ネット代)|年間5〜8万円削減

節約効果が最も大きく、かつ実行が簡単なのが通信費の見直しです。

大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンクなど)を使っている人なら、格安SIMに乗り換えるだけで1人月3,000〜5,000円の節約が可能です。

たとえば、夫婦で乗り換えた場合はこんな感じ👇

項目Before(大手キャリア)After(格安SIM)年間差額
スマホ2台分月16,000円月6,000円約120,000円節約

しかも最近の格安SIM(例:ahamo、povo、IIJmioなど)は通信速度も十分速く、通話も安定しています。

僕も最初は「格安SIMって遅いんでしょ?」と思ってましたが、実際使ってみたら体感はほぼ同じでした。

僕は楽天経済圏の住人なのでスマホは 楽天モバイル公式サイト を利用しています。最初の2年ぐらいは0円で利用できていました。最初のことはお昼休みや夕方の時間帯、地下など正直電波がつながりにくかったり速度が遅いと思うことがありましたが、今はほとんどストレスありません。

正直年間72,000円/人も節約できるなら少しぐらい速度が遅い時間帯があったり、電波の悪い場所があっても全く問題ありません。

最近では子供も携帯を持つ年齢になってきたため、家族4人と考えると格安SIM以外の選択肢はありません。

削減の手順例:

  1. 現在のスマホ料金を明細で確認 → 通信量(GB)と通話時間をチェック。実際に使っている量を把握。
  2. 格安SIMのプランを比較(おすすめ:ahamopovo 楽天モバイル公式サイト LINEMOなど)
  3. MNP予約番号を取得(現在のキャリアに申し込み)
  4. 格安SIMを契約し、SIMを入れ替えるだけ(eSIMの場合はeSIMの設定)

所要時間は約30分〜1時間ほど。

今のスマホそのままでOK、番号も変わりません。

保険料の見直し|年間9〜10万円削減の可能性

次に効果が大きいのが保険料の見直し

特に「なんとなく安心だから」と昔のまま入っている人は要注意です。

生命保険

僕はそこまでたくさん賭けてたわけではありませんがそれでも月に18,000円ほど掛けていました。それを見直して8,000円にしました。これでも少し多いぐらいですが、それでも10,000円は固定費を下げることができました。保険は人によって必要な保証は変わりますし、安心のために必要な出費であると考える場合、その人にとっては必要ということになります。

自分が必要な保証がどれくらいなのかは見直して、保険をかけすぎているなと思う場合は掛金を下げましょう。

自動車保険

同じような補償内容であっても保険会社によって年間数千円の差がある場合も。額としてはそこまで大きくありませんが、一括見積もりをしてより安い保険会社で契約しましょう。

僕の場合はそもそも車を1台手放したので年間で3万円近くが不要になりました、もう1台の方も毎年更新のたびに一番やすい保険会社に変えるようにしています。

火災保険・地震保険

火災保険も同じです。同じような条件で保険料が最も安い保険会社を探すために一括見積もりサービスを利用しました。地震保険は補償金額が低いので自分で備えることにしました。

もちろんもう一軒家を建てられるほどの資金は用意できませんが、地震保険もそれは同じです。

万一地震で家を失った場合は賃貸に住むことができるよう家賃の1年分ぐらいは現金で用意するようにしました。

削減の手順例:

  1. 現在の保険内容を一覧化(契約書・マイページなどで確認)
  2. 保障がかぶっていないかをチェック → 医療・がん・死亡保険など、同じ保障が重複していないか確認
  3. 不要な特約を外す or 解約を検討
  4. 掛け捨て型 or 共済系(県民共済など)に切り替える

家族構成や年齢にもよりますが、見直すだけで家計の固定費が軽くなる項目の一つです。

サブスク解約|年間1〜3万円の節約効果

サブスクは「いつの間にか増えてる代表格」です。

音楽・動画・アプリ・電子書籍…使っていないのに払い続けていること、ありませんか?

僕が実際にやった方法はシンプル。

クレジットカードの明細をチェックして、「3ヶ月使っていないものは解約」ルールを徹底しました。

月2,000円減らすだけで、年間24,000円の節約に。

「また見たくなったら再登録すればいいや」と思えば気が楽ですよ。

削減の手順例:

  1. クレジットカードの明細 or スマホの「定期購入一覧」をチェック
  2. 「3ヶ月以上使っていないもの」をリストアップ
  3. 各サービスの「解約ページ」からキャンセル(数分で完了)
  4. 再度必要になったら、再登録すればOK

住居費(家賃交渉・住宅ローン借り換え)|最大効果だが条件あり

住居費は家計の中でもっとも大きな支出。

だからこそ見直し効果は抜群です。ただし、交渉や条件次第で誰もが

  • 賃貸なら:「更新時に家賃交渉」や「管理会社変更のタイミング」を狙う
  • 持ち家なら:「住宅ローンの借り換え」で金利を1%下げるだけでも総返済額が百万円以上下がることも

家賃交渉で月5,000円削減|更新時の成功例と交渉テンプレート

意外と見落としがちなのが家賃交渉

「どうせ無理でしょ」と諦めがちですが、実は更新時に交渉すれば意外と通るケースがあります。

成功しやすい条件:

  • 2年以上住んでいる
  • 家賃相場が下がっている
  • トラブルを起こしていない優良入居者

交渉テンプレート(例文):

「いつもお世話になっています。近隣の同等物件を調べたところ、家賃が少し下がっているようでした。長く住みたいと思っていますので、もし可能であれば月5,000円ほどご相談できませんでしょうか?」

もちろん貸主次第ではありますが、お願いしてみるのはタダです。

住宅ローン借り換えで総返済額70万円削減|金利差1%でも効果あり

マイホームを持っている人にとって、最大の節約ポイントがこれ。

金利が1%下がるだけで、総返済額は百万円以上の節約になることもあります。

削減の手順例:

  1. 現在のローン金利・残高・残期間を確認
  2. 一括比較サービスで返済総額がいくら減るかチェック
  3. 借り換え or 今借入をしている銀行に金利引き下げを交渉

実際、僕は住宅ローンの借り換えで返済総額が70万円ほど安くなりました。

借り換えは手続きがやや面倒ですが、一度やれば効果は大きいです。

自動車の手放し・維持費削減|年間40〜60万円の効果

都市部在住なら「車を手放す」選択もありです。

車を所有しているだけで、駐車場・ガソリン・保険・税金などを合わせて年間40〜60万円はかかります。

我が家には車が2台ありましたが1台は、「月に数回しか乗らない」ので、思い切って手放しました。

削減の手順例:

  1. 駐車場・保険・ガソリン・税金などの年間コストを合計
  2. カーシェア(月1〜2万円)と比較
  3. 年間コスト差を計算して判断

浮いたお金で旅行にも行けるし、投資にも回せる。

「本当に車が必要か?」を見直すだけでも大きな変化が生まれます。

これらを1つずつ実行していくつかの項目で固定費を削減できれば、年間10万円以上の節約は現実的です。

固定費の見直しは、「効果の大きいところから手をつける」のが鉄則です。

固定費削減を成功させる5つのステップ

5つのステップ

固定費を減らすと聞くと、「やらなきゃ」と思っても、実際にはどこから手をつければいいのか分からないという人が多いです。

でも安心してください。僕も最初は家計簿をつけたこともありませんでした。どちらかというと超どんぶり勘定でしたが、以下の7つのステップで節約に成功しました。

ひとつずつ進めれば、あなたの家計も軽くなる可能性は十分あります。

ステップ1:現状の固定費を家計簿アプリで可視化する

まず最初のステップは、「現状を知ること」です。

これをやらずに節約を始めても、ゴールが見えないまま走るようなもの。

おすすめは、家計簿アプリ「マネーフォワードME」です。

銀行・クレカ・電子マネーを連携するだけで、毎月の支出が自動でグラフ化されます。

すると「思っていたより通信費が高い」「保険料が意外に多い」など、ムダが見えてきます。

まずは3ヶ月分の平均を出して、固定費をリスト化しましょう。

📋 例:固定費リスト

  • 通信費(スマホ+Wi-Fi):14,000円
  • 保険料:20,000円
  • 光熱費:12,000円
  • サブスク:3,000円
  • 家賃(または住宅ローン):80,000円合計:129,000円/月

ステップ2:年間の削減目標額を設定する(10万円を目指す場合の内訳例)

節約を成功させるには、「目標の金額を明確にする」ことが大切です。

ただ「節約しよう」だとモチベーションが続きません。

たとえば「年間10万円削減」を目指す場合は、

こんな内訳にしてみましょう👇

項目削減目標実現方法
通信費48,000円格安SIMへ乗り換え
保険料24,000円不要特約の解約
サブスク24,000円不要サービスの解約
合計96,000円/年

1つずつやれば、そこまでハードルは高く達成できる金額です。

ステップ3:効果の高い項目から優先的に着手する順番リスト

「楽に成果が出る順番」でやるのがコツ。

僕のおすすめの順番はこちらです👇

  1. 通信費(格安SIM・ネット回線)
  2. 保険料(保障の整理・掛け捨て型に)
  3. サブスク(3ヶ月ルールで解約)
  4. 家賃交渉・住宅ローン見直し

最初の通信費で成果が出ると、「これなら続けられる!」と自信がつきます。

成果が見えやすい項目からやることで、挫折しません。

ステップ4:削減額を記録してモチベーションを維持する方法

人間は見える化されるとやる気が続きます。

そこで、削減額を毎月の家計簿に「収入扱い」で記録しましょう。

たとえば、スマホ代が3,000円安くなったら

→「+3,000円収入」として記録。

「我慢した」ではなく「稼いだ」と感じられると、節約が楽しくなりませんか!?

ステップ5:年1回の定期点検で見直しを習慣化する

固定費は一度下げればその効果は長期間続きます。

ただ、サブスクは知らない間に増えていたり、住宅ローンの金利や一番安い自動車保険の会社などは1年経つと変わっている場合も少なくありません。

1年に1度、家計簿アプリを開いて「今の契約で最安か?」をチェックするだけでも、無駄な支出を防げます。

僕は毎年、お正月休みの後半に固定費点検デーを設定しています。

1年の始まりに見直すと気持ちもリセットできておすすめです。

固定費見直しで失敗しないための注意点

注意点

ここまでで「固定費をどう削減するか」はバッチリ理解できたと思います。

でも実は、固定費の見直しは、やればやるほど効果が出る反面、落とし穴もあります

ここからは固定費見直しで失敗するパターンを紹介します。

生活の質を下げすぎない|快適さとのバランスが重要

節約を頑張りすぎて、「生活が不便になった…」となっては意味がありません。

特に、以下のようなやりすぎパターンに注意です👇

  • 通信費をケチりすぎて、通信速度がストレスに
  • エアコンを我慢して体調を崩す
  • 安すぎる保険に変えて保障・補償不足になる

固定費の見直しは、「快適さをキープしたまま最適化する」のが正解です。

安さだけでなく、自分の生活リズムに合うかを重視して選びましょう。

ストレスを感じる節約は、長続きしません。

「削る=不安を減らす」ではなく、「整える=安心を増やす」が大事。

無理な削減は、あとで支出が戻る原因になります。

家族の反対を押し切らない|家族会議で納得を得る交渉術

家族と一緒に暮らしている場合、節約を成功させるカギは協力です。

節約は家族で作るチームプレーだと思って家族の納得を得てから取り組みましょう。

固定費見直しで浮いたお金の賢い使い方

ここまでで「年間10万円以上の節約」ができる仕組みは整いました。

でも、ここからが本当のスタートです。

なぜなら、浮いたお金の使い方次第で未来の資産が変わるからです。

せっかく生まれた余裕を、なんとなく使ってしまうのはもったいない。

ここからは僕自身が実践して効果を感じた「浮いたお金の3つの賢い使い方」を紹介します。

先取り貯金で確実に貯める仕組みを作る

節約しても、「気づいたらお金がなくなってた…」という経験、ありませんか?

これは、残ったら貯金という考え方が原因です。

お金を貯めるコツは逆で、「貯金を先にして、残りで生活する」こと。

たとえば、固定費見直しで月1万円浮いたら、その1万円を自動積立設定にしておきましょう。

💡おすすめ方法

  • 給与口座から自動で別口座に振り替える(先取り貯金)
  • 「楽天銀行」や「住信SBIネット銀行」などの自動振替機能
  • 金額は少なくてもOK。月3,000円でも継続が大事

「お金が貯まる仕組み」を作ると、節約の成果が形になります。

投資に回して資産を増やす選択肢

節約だけで終わらず、お金を増やすステージに進むのが理想です。

浮いた1万円をそのまま銀行に置いておくより、「つみたてNISA」や「iDeCo」などの投資に回せば、複利の力で資産を増やすことができます。

たとえば、月1万円を年利5%で運用した場合:

投資期間積立総額運用益合計資産
5年60万円約8万円約68万円
10年120万円約34万円約154万円
20年240万円約170万円約410万円

※参考:年利5%での複利運用を想定。手数料や税金は考慮していません。

僕は実際に、固定費削減で生まれたお金を

全額「つみたてNISA(インデックス投資)」に回しています。

節約で得たお金を「働くお金」に変える──

これこそが、家計改善の最強ループです。

小さなご褒美でモチベーションを維持する

節約も投資も、最初は頑張れるけど、続けるのが難しい。

だからこそ、「自分へのご褒美」も戦略的に設定しましょう。

僕は「年間で浮いた金額の10%だけ自由に使う」と決めています。

たとえば、年間10万円節約できたら、1万円は使っていいお金。

  • ちょっと贅沢なディナー
  • 旅行の宿泊アップグレード
  • 新しいガジェットを買う

こうしたご褒美ルールを作ると、節約が楽しく続きます。

「使ってもOK」と思える余裕が、ストレスの少ない家計を作る秘訣です。

でもある程度お金が貯まりだすと、節約の習慣やそもそも必要な支出かを考える習慣が身についてるので意外と物欲は減り、結局全額投資に回していることも少なくありません。

💰 固定費削減 × 賢いお金の使い方 = 資産形成の第一歩

  • 節約でお金を生む
  • 貯金でお金を守る
  • 投資でお金を育てる

この3ステップを意識すれば、毎月のちょっとした見直しが、将来の大きな資産につながります。

【よくある質問】固定費見直しに関するQ&A

FAQ

ここまで読んで、「やってみたいけど、ちょっと不安…」「本当にそんなに変わるの?」

と感じている人も多いと思います。

そこで、僕のもとによく届く質問をピックアップして、リアルな体験と数字を交えてお答えします!

Q1: 固定費削減で本当に年間10万円貯まるの?

はい、むしろ10万円は通過点です。

たとえば次のように見直すだけで、多くの人が達成できます👇

項目削減額(年間)方法
スマホ代約6万円格安SIMへ乗り換え
保険料約3万円不要な特約をカット
サブスク約1万円使っていないサービスを解約

合計で 10万円 は十分現実的な金額です。

固定費削減は「やれば多くの人が成果が出る」家計改善です。

Q2: どの固定費から手をつけるべき?

迷ったら、効果が大きくて簡単なものから始めるのが鉄則です。

おすすめ順は👇

1️⃣ 通信費(格安SIM or ネットプラン)

2️⃣ 保険料(不要特約の見直し)

3️⃣ サブスク(使っていないサービス解約)

4️⃣ 住宅ローン・家賃

最初に「成果が見える」と、やる気が一気に上がりますよ。

Q3: 格安SIMに変えて通信速度は大丈夫?

今の格安SIMはかなり速いです。

昔は「格安SIM=遅い」という時代もありましたが、今は回線品質が大幅に改善されています。

特に、以下のようなサブブランド系なら安心👇

  • ahamo(ドコモ系)
  • povo(au系)
  • LINEMO(ソフトバンク系)

万が一、通信速度が気になる場合はまた元に戻すこともできます。

むしろ月額2,970円で20GB使えるのは破格です。

Q4: 保険を削りすぎて万が一の時に困らない?

ゼロにするのではなく、必要最低限に整えることが大事。

特に、独身か家族持ちかで必要な保障が違います。

自分に必要な保険をじっくり見極めましょう。

Q5: 家計簿が続かない人でもできる?

アプリで自動化すれば続き安いです。

「手書き家計簿」は確かに続かない人が多いです。

でも、今は便利な家計簿アプリがあるので大丈夫。

おすすめは マネーフォワードMEZaim

銀行・クレカ・電子マネーを連携するだけで、自動で家計簿が完成します。

僕もずぼらなタイプですが、これにしてから3年以上続けられています。

Q6: 一度見直したら終わり?定期的に見直すべき?

年1回の見直しが理想です。

料金プランやサービスは、毎年のように変わります。

1年前の最安プランが、今は割高になっていることも。

僕は毎年お正月休みに「固定費チェックデー」を作っています。

1年に1度だけでも確認するだけで、無駄を防げます。

💬 まとめ:固定費見直しは生活の最適化

  • やる順番を間違えなければ成果が出る
  • 家族の理解を得ながら進める
  • 一度整えたら、年1回の点検で十分

これさえ押さえれば、誰でも安心して実践できます。

まとめ|固定費見直しで来月から月1万円の余裕を作る

正直、固定費の見直しって「地味」なんですよね。

でも、地味な見直しこそリターンが大きいんです。

僕も最初は「スマホ代とか保険料なんて、大して変わらないでしょ」と思っていました。

でも実際に行動してみたら、毎月1万円、年間12万円の余裕が生まれました。

しかも、生活の質は何も変わっていません。

むしろ、心の余裕ができてストレスが減りました。

年間10万円削減は現実的|まずは通信費から始めよう

固定費の見直しは、難しくも時間がかかるものでもありません。

中でも、最初にやるべきは「通信費の見直し」。

スマホを格安SIMに変えるだけで、月3,000円〜5,000円の節約が可能です。

これだけで年間6万円前後。

残りはサブスクや保険料を少し整えるだけで、10万円はすぐ達成できます。

👉 まずは今夜、スマホ料金の明細をチェックしてみてください。

「どのくらいデータを使っているか」「どのプランがムダか」知るだけで、

あなたの家計が動き出します。

今日やるべきこと|スマホの明細チェックから始める第一歩

「いつかやろう」では、いつまでもお金は増えません。

でも、今日5分だけ行動することで、人生は確実に変わります。

✅ スマホ料金を確認する

✅ サブスクの明細を見て、使ってないものを1つ解約する

✅ 保険証券を写真で撮って、内容を整理する

たったこれだけで、未来のあなたの自由時間が増えていきます。

お金の不安が少しずつ消えていく感覚、これは本当に気持ちいいですよ。

💡 まとめ:固定費の見直しは「未来の自分へのプレゼント」

  • 生活の質を下げずに、年間10万円以上節約できる
  • 浮いたお金を投資・貯金・ご褒美に回せる
  • 行動すれば、お金の流れが変わる

来月、あなたの口座に「使えるお金が1万円多い」状況を作りましょう。

それは、誰にでもできる最強の一歩です。

以上、僕の実体験をもとにした「固定費見直し完全ガイド」でした。

あなたの家計にも余裕と安心が増えていきますように🌿

固定費を見直すだけで年間10万円の節約は多くの人が可能。通信費・保険・光熱費などを順番に整理し、生活の質を落とさずに月1万円の余裕を作る実践ガイドです。

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