「中古住宅の浴室が1216だけど、狭くて困らないかな」
「リフォームするなら、1616に広げたほうがいいのだろうか」
浴室は毎日使う場所なので、数字だけで決めるのは不安ですよね。
僕は以前のマンションで1616、現在の戸建てで1216の浴室を使っています。1人で入るなら、今の1216で特に狭さを感じていません。リフォームでも浴室面積は変えず、浴槽などの設備をすべて入れ替えました。
ただし、これは僕の好みと入り方での感想です。横になってくつろぎたい人や、子どもと一緒に入る人、入浴介助が必要な人では、確認したい条件が変わります。
1216という数字だけで「十分」「狭すぎる」と決めず、自分がどう入りたいかを具体的に考えてみましょう。
ユニットバス1216は狭い?僕は1人なら今の広さで十分
僕は、1人で入浴するなら1216で十分だと感じています。以前使っていた1616より浴室はコンパクトになりましたが、今の広さに特に困っていません。
前のマンションは1616、現在の戸建ては1216
以前住んでいたマンションの浴室は1616でした。現在の戸建ては1216です。
広い浴室に関心がなくなったわけではありません。それでも、毎日の入浴で必要と感じる広さと、あればうれしい広さは、僕のなかでは少し違います。
1人での入浴では困っていない
「僕が困っていないから、誰でも1216で大丈夫」とは考えていません。浴槽で取りたい姿勢や、洗い場での動き方によって、同じサイズでも感じ方は変わるはずです。
検討するときは、「1216は狭いらしい」という評判だけでなく、自分が困りそうな場面を分けると判断しやすくなります。
たとえば、気になるのは浴槽で足を伸ばせないことなのか、洗い場で体を洗いにくいことなのか。それぞれ、確認する場所が違います。
リフォームでも浴室を広げなかった理由
僕は広い浴槽にも関心がありますが、浴室を広げる工事までは望みませんでした。今の広さで十分と感じていることと、深めでコンパクトな浴槽も好きなことが理由です。
リフォームでは浴室面積を変えず、1216を選びました。浴槽などの設備はすべて入れ替えています。
深めでコンパクトな浴槽も個人的に好き
僕は、深めでコンパクトな浴槽も個人的に好きです。
浴槽の好みは、長さだけでは決まらないと思います。横になってくつろぎたいのか、体を起こした姿勢で浸かりたいのかでも、選びたい形は変わります。
ここでいう「深めでコンパクト」は、僕の好みの話です。1216なら浴槽が深い、1616なら浅いという意味ではありません。
浴室のサイズ表記だけでは、浴槽の深さや形まではわかりません。候補の製品ごとに確認したい部分です。
広い浴槽への関心はあるが、拡張工事までは望まなかった
横になって入るなら、僕は広い1616を選びたいと思います。広い浴槽への関心もあります。
一方で、今の1216でも1人なら十分です。広い浴槽への希望があっても、浴室を広げる工事までしたいとは感じませんでした。
僕が選んだのは、浴室面積はそのままで、設備を入れ替えるリフォームです。
「広い浴室が気になる」という気持ちと、「実際に広げる工事をしたい」という判断は、分けて考えてよいと思います。まず今の広さで何に困っているかを整理すると、必要な変更が見えやすくなります。
浴室全体のリフォーム内容や費用・工期については、浴室・脱衣所リフォームのポイントでまとめています。
1216と1616は浴槽そのもののサイズではない

1216と1616は、浴槽ではなく浴室の内寸を示すサイズ表記です。数字の違いを、そのまま浴槽の長さの違いとして考えないようにしましょう。
浴室サイズと浴槽の内寸は別
基本的な寸法は、次のとおりです。
| サイズ表記 | 浴室の内寸 |
|---|---|
| 1216 | 1,200mm × 1,600mm |
| 1616 | 1,600mm × 1,600mm |
これは浴槽と洗い場を含む、浴室内部の寸法です。浴槽の中で体を収められる長さや幅を示しているわけではありません。
1216と1616では浴室の一辺に400mm、つまり40cmの違いがあります。ただし、浴槽も必ず40cm長くなるという意味ではありません。
浴槽の広さを比較するなら、浴室サイズとは別に、候補製品の浴槽内寸や形状を確認してください。浴槽の外側の寸法と、実際に体を収める内側の寸法も区別して見たいところです。
足の伸ばしやすさは浴槽の形や姿勢による
足を伸ばせるかは、1216か1616かだけでは判断できません。
確認したいのは、浴槽内の長さに加え、背もたれの傾斜や底の形、座ったときの姿勢です。背中を起こして入る場合と、背もたれに体を預ける場合では、膝や足先の収まり方も変わります。
「身長が何cmまでなら快適」という一律の目安より、候補の浴槽で自分が取りたい姿勢を確認するほうが、選ぶ際の判断材料になります。
実物を確認できる場合は、展示されている製品のサイズと浴槽形状が、購入候補と同じかも確かめましょう。
1216のままでも洗い場の使いやすさは見直せる
浴室面積を変えなくても、入れ替え時にカウンターや収納の仕様を検討する余地があります。洗い場では、床の広さだけでなく、設備の出っ張りや物の置き方も確認しましょう。
カウンターや収納の出っ張りを確認する
カウンターは洗面器などを置く場所になりますが、使い方によっては出っ張りが気になることもあります。
入れ替え時には、カウンターの有無や奥行き、収納棚の位置を候補製品ごとに確認してください。
たとえば、LIXILのマンション向けリノビオVには、カウンターのないタイプや、取り外して壁掛けできるカウンターの設定があります。ただし、選べる仕様は製品・タイプによって異なります。
カウンターなしを検討するなら、洗面器をどこに置くかも一緒に考えましょう。出っ張りを減らすことだけでなく、普段使う物を無理なく置けるかまで見ると、選びやすくなります。
これは、ユニットバスを入れ替える際の仕様選びの話です。今ある固定カウンターを自己判断で撤去することは勧めません。
磁石で取り付ける収納を使いたい場合も、浴室の壁が対応しているか、収納製品の使用条件に合うかを確認してください。
椅子・洗面器・ボトルを置いた状態で考える
何も置いていない洗い場と、普段使う物を置いた洗い場では、動ける範囲が違います。
確認するときは、次の物をどこに置くかまで考えてみてください。
椅子に座ったときの膝の位置や、立ち上がるときの足元、ボトルを取る動きまで想像すると、床の寸法だけではわからない使いにくさに気づけます。
中古住宅の内見でも、見た目の広さに加えて、物を置いた状態で使えるかを確認しておくとよいでしょう。
自分に1216で十分か、選ぶ前に確かめたいこと

1216で十分かを判断するには、浴槽での姿勢、洗い場での動き、設置できる製品の条件を分けて確認しましょう。
今の浴室が1216で困っているなら、「どの動作で、どこが窮屈か」を具体的にしておくと、施工店にも希望を伝えやすくなります。
浴槽では背中・肩・膝の収まりを確認する
浴槽を見るときは、足先だけでなく、背中・肩・膝の収まりも確認したいところです。
| 確認する部分 | 見ておきたいこと |
|---|---|
| 背中 | 希望する姿勢で背もたれに体を預けられるか |
| 肩・腕 | 肩まわりが窮屈でないか、腕を置きたい位置があるか |
| 膝・足先 | 膝をどのくらい曲げるか、足先がどこに当たるか |
| 出入り | またぐ動作や浴槽内で立つ動作がしやすいか |
実物を確認できる場合は、施設の案内に従って試してください。展示品はお湯のない状態なので、確認できるのは姿勢や動作の一部です。
背もたれに体を預けたいのか、体を起こして浸かりたいのか。自分の好みを先に決めておくと、浴槽の形を比較しやすくなります。
洗い場では座る・立つ・ドアを開ける動作を確認する
洗い場では、椅子に座れるかだけでなく、そこから立つ動作やドアまわりも確認してください。
子どもと一緒に入る場合は、子どもの年齢や体格、洗うときの姿勢も考える必要があります。入浴介助を想定する場合も、介助する人の位置や動作、必要な用具によって条件が変わります。
僕の「1人なら十分」という感想を、親子での入浴や介助の判断にはそのまま使わないでください。利用する人と具体的な動作を施工店に伝え、個別に確認しましょう。
1216と1616の二択にせず、中間サイズも施工店に相談する
「1216では少し気になるけれど、1616まで広げる必要はない」という場合は、中間のサイズも相談の対象になります。
メーカーやシリーズによっては、1316や1317などの設定があります。ただし、戸建て用・マンション用で選べる製品は異なります。
また、1216が入っている場所に、少し大きなサイズが必ず入るわけではありません。TOTOの1317サイズの案内でも、1216とは設置必要寸法が異なることが明記されています。
相談するときは、次のように希望を伝えると具体的です。
「今は1216です。浴室面積を変えずに入れ替える案と、少し広いサイズにできる案があるか確認したいです」
そのうえで、設置可能な製品、必要な工事、隣接する空間への影響を確認してください。中古住宅の購入前なら、サイズ変更できることを前提に決めず、購入判断に必要な範囲で施工店などに相談しておきましょう。
実際に浴室の入れ替え工事を検討していて、相談先を探したい場合は、リショップナビの会社紹介も選択肢になります。設置できるサイズや必要な工事は、紹介先の施工店に自宅の条件を確認してもらいましょう。
よくある質問
- Q1216は浴槽のサイズですか?
- A
いいえ。1216は、浴室の内寸が1,200mm×1,600mmであることを示す表記です。浴槽の内側の長さや幅ではありません。浴槽の広さは候補製品の図面や寸法表で別に確認してください。
- Q1216で足を伸ばせる身長の目安はありますか?
- A
1216という浴室サイズだけで、足を伸ばせる身長は判断できません。浴槽の内寸、背もたれや底の形、座る姿勢によって変わります。身長だけで決めず、候補の浴槽で膝や足先の収まりを確認しましょう。
- Q1216の浴槽は1616より深いのですか?
- A
サイズ表記だけでは判断できません。1216と1616は浴室の広さを示すもので、浴槽の深さを示していません。深めの浴槽が好みなら、製品ごとの深さや形状を確認してください。
- Q1216で子どもと一緒に入れますか?
- A
浴室サイズだけでは、一緒に無理なく入れるかは判断できません。子どもの年齢・体格、浴槽の形、洗い場での姿勢や物の置き方を確認する必要があります。僕の体験は1人での入浴についての感想です。
- Q自宅の浴室が1216かどうか、どう確認できますか?
- A
浴室内の壁から壁までの二方向を測り、内寸の目安を確認します。製品の図面や仕様書などがあれば、併せて確認してください。ただし、内寸を測っただけでは、新しいユニットバスの設置可否までは判断できません。最終的には施工店による確認が必要です。
- Q1216から少しだけ広げることはできますか?
- A
設置条件と選ぶ製品によります。中間サイズの設定がある製品でも、今の場所にそのまま入るとは限りません。浴室の内寸と、新しい製品の設置必要寸法を区別して、施工店に確認してください。
まとめ|数字だけでなく、自分の入り方で選ぶ
僕は以前のマンションで1616を使い、現在は1216を使っています。1人で入るなら特に狭さを感じず、今の広さで十分です。
深めでコンパクトな浴槽も好きですし、横になって入れる広い浴槽にも関心があります。それでも浴室を広げる工事までは望まず、リフォームでは面積を変えずに設備を入れ替えました。
1216で十分かを迷ったら、まず確認したいのは次の3つです。
浴室の数字だけで決めず、「自分はどう入りたいか」「どの動作に余裕がほしいか」を基準に選んでみてください。

