所有物を高く売却して資産形成の役に立てよう|40代の資産形成のステップ

資産形成

はじめに

不要品を高く売却することは、単にスペースを空けるだけでなくまとまった資金を手に入れ、資産形成の原資にもなります。特に大きな金額が動く「住宅」や「マイカー」「時計」などは、ちょっとした工夫や準備で数十万円、数百万円の差が生まれるケースもあります。本記事では、僕自身の体験をもとに各カテゴリ別にポイントをまとめ、リンク先の記事とあわせてご紹介します。

ものを売却するメリット

維持費の大幅削減
例えば車の維持費(税金・保険・メンテナンス・駐車場代)+ 車の残存価値の減少は年間で100万円以上に上ることもありますが、売却することでこれらのコストを一気に節約できます。

精神的な負担軽減
また、持ち物が減ることで日常の管理負担が軽減されます。車であれば洗車・点検、時計もオーバーホールが必要ですし、家も外壁塗装などメンテナンスが必要です。
メンテナンスにもそれなりにお金がかかるので、その費用のことや時期のことなど考える必要がありますが、手放してしまうとこれらの精神的負担から解放されました。

本や倉庫に眠っていた車のキャリア、サーフボード、釣りのルアーなどは金額的にはほとんど資産形成に役には立ちませんが売却してスッキリしたことで心は軽くなりましたし、しまい込んだ物を探すストレスからも解放されました。

物が多いと、クローゼットの奥にある物を探し出したりするときに手前の物を全てどけないといけなかったり、あると思っていたところになかった場合のイライラ感からも解放されました。売却できないものも処分するだけでスッキリします。

ライフスタイルの自由度向上
車の場合は必要に応じてカーシェアやレンタカーを利用する“ハイブリッド生活”に切り替えることで、シーンに合わせた車種選びが可能になり、むしろ柔軟な生活スタイルが実現します。
家も賃貸の方が住み替えなど持ち家に比べると自由度は高くなります。もちろん家の場合は人によって持ち家の方を選択される場合もあると思いますし、新築ではありませんが、僕もそのひとりです。

これらは物を売却するメリットですが、どうせ売却するなら少しでも高額で売却できれば一石二鳥ですね。

売却したお金で資産形成に役立てよう

例えば僕の場合は車の売却で得た300万円を高配当株に投資した結果、年間約10万円の配当収入を得られるようになり、維持費などの削減分と合わせて年間120万円以上のプラス収支を生み出しました。このようにまとまった資金を運用に回すことで、資産形成をさらに加速させることができます。

僕がこれまでに売却したもの

僕がこれまでに売却して資産形成に役立ったものは住宅、車、ブランド品の腕時計です。

目標額まで資産形成できたあと、購入する財力があれば検討しようと思いますが、まずは資産形成を優先して断捨離を進めました。

ちなみに、車や家を所有するのが夢で購入した物だったら売却していなかったと思います。実際、家族での旅行には今もお金を使っています。未来の資産形成も大事ですが、今とのバランスが大事だと思います。ただ全部やると資産形成できないので優先順位を決めて三番目以降ものについては一旦断捨離しました。

住宅

複数の不動産会社への査定依頼、内覧時のホームステージング活用、売却時期の見極め(春・秋)などの工夫で、築30年以上のマンションを購入価格より200~400万円高く売却できました。※不動産の価格が上昇している時期だったことも高く売れた要因だったことには注意が必要です。市況が悪い時は値上がりの期待が持てる物件はほんの一握りです。

マイカー

高く売るコツ

複数社の査定依頼、需要の高い時期(春・ボーナスシーズン)を狙う、査定前の洗車・内装清掃など基本を押さえる。


ハイブリッド生活

車はもともと普通車と軽自動車の2台所有していました。軽自動車は所有したまま、手放した普通車の代わりにカーシェアリングとレンタカーを併用し、年間数十万円の維持費を節約しつつ自由度の高い移動を実現。

時計

購入してから15年ぐらいは立っていて、一本は故障している状態でした。それでもそれなりの金額になりました。

高価買取の基本

保証書・箱など付属品を揃え、時計本体をきれいに保つこと。査定は複数社で比較すると10万円以上の差が出ることも。

一括査定サイトPiAZOの活用

申込から査定、売却手続きまでオンライン完結。9社の見積が届き、最も高い業者を選べるため効率的かつ高額査定が期待できます。

その他

衣類・書籍・家電などの不要品もリサイクルショップなどで売却し、家のスペース確保とともに月々の衝動買いが減少しました。

ものが少なくなることで、よかったこと

物がより高く売れると嬉しいですが、さらに物を手放すことによって色々な副産物がありました。

  • 時間の創出:不要品管理の手間が減り、1日あたり30分ほどの自由時間が生まれました。
  • 支出の抑制:衝動買いがほぼゼロになり、月2~3万円の浪費が削減できました。
  • 心の余裕:空間だけでなく思考も整理され、「今やりたいこと」に集中できるようになりました。

まとめ

ものを高く売却し、その資金を運用に回すことは、目標の資産形成達成への大きな一歩です。住宅やマイカー、時計といった高額資産ほど、工夫次第で売却益を最大化できます。さらに、不要品を減らす断捨離を同時に行うことで、時間的・精神的余裕も手に入り、資産形成と豊かなライフスタイルの両立が可能になります。ぜひ次の一歩を踏み出してみてください。

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