人生の大切な時間を少しでも有意義に使いたい!
そんな願いを叶えてくれる、一つの手段がリモートワークだと思います。
もちろんリモートワークになればそれだけで有意義な時間が増えるわけではありませんが、通勤するスタイルより時間という面では有利になります。
この記事では僕が実際にリモートワーカーになって感じるメリット・デメリットやどんな人にお勧めなのかなどを紹介します。
今の働き方に少しでも疑問のあるひとは是非参考にしてみてください。
フルリモートで働く前の生活
フルリモートで働く以前jの自分は時間に余裕がなくとにかく働いていました。
働かされていたというよりは、やりたいことがあったので長時間働くのが苦痛ではなかったのですが。
でもそんな生活を何年も続けて、家族もできて働く時間以外の時間も大切にしたいと思うようになりました。
40代に近づき、時間が有限だということをいっそう感じるようになり、限りある時間をどう使っていくのか、「このままの生活を続けていたら満足のいく人生になるのか」を考えた時に「仕事に関しては何年間か真剣に頑張った」と自分で思えたのでこの後は他の時間も充実させようと考えました。
リモートワークで見えてきた新しい世界
そして、週に1、2回ならリモートワークしていいよという会社だったこともあり、たまに在宅やオフィス以外の場所で仕事するようになりました。
そうすると、在宅勤務の日は今まで通勤に使っていた往復3時間近くの時間がまずなくなり、朝起きてから始業まで家族と会話したり、子供を送り出したり今までできていなかった事ができるようになり、夕食を家族とできるようになりました。
当時は夕食後、再開することもありましたが、それでも夕食の時間には一旦手を止めて家族と過ごす時間を持てました。
フルリモートできる会社へ
それから色々あって自分の働いている環境に疑問を持ち始め(労働条件以外も含めてでした)、別のリモートワークできる会社への転職を決断しました。
そして元々は東京で働いていたのですが、転職を機に地元へ戻る決断をしました。
両親の年齢的にも近くにいる方が良いだろうと思い、関西に戻ってきました。
フルリモートになってからは通勤時間はもちろんゼロ、家族や地元の友人との時間が増えて充実しています。
外食もほとんどしなくなりましたので、経済的にもかなり助かります。
リモートワークのメリット・デメリット
リモートワークのメリット・デメリットは数え上げれば沢山でてきますが、5つずつピックアップしてみたいと思います。
では、まずメリットから
リモートワークのメリット
【通勤がなくなる】
一つ目は時間に関するメリット。
やはり通勤時間がなくなるというのはとても大きかったです。往復3時間近く使っていましたので、その時間がなくなるのはかなり大きいです。
もちろん、電車の中ではスマホで読書したり、ニュースをチェックしたり、情報取集したりする時間に充てていましたが、それは通勤がなくなってもできます。
通勤がなくなってその時間を使う選択肢が一気に増えました。僕にとっては家族との会話や食事の時間もその一つです。
読書も電車の中でスマホの小さい画面でするより自宅でタブレットでしたほうが僕には効率が良いです。
そして、時には人と押し合いになってしまったり、朝から誰かの怒号を聞いたりすることもなくなりました。こちらは精神衛生的なメリットです。
【昼休みなど休憩時間がプライベートな時間に充てられる】
これも時間に関するメリットです。
昼休みは1時間ありますが、食事の時間は僕の場合、20分あれば十分です。
残りの40分は自由に使えます。少し本を読んだり、体を動かしたり。
音楽を聴きながら仮眠をとったり。
自分なりの時間の過ごし方で午後からの集中力アップに繋がりますし、集中力が上がれば仕事のミスも減って短時間で終わらせる事ができます。
【外食費が減る】
3つ目は経済的なメリット。
オフィスで勤務していた頃は、朝はスタバでコーヒーを飲む。ペットボトル飲料を買って自席に向かう。ランチは外食。20時、21時まで働くので夕食も外食。みたいな生活をしていました。
それなりに飲食にお金がかかっていたわけです。
もちろん、水筒やお弁当を持って行けばいいのかもしれませんが、サラリーマンには通勤するだけでストレスがあります。それに加えてPCや水筒、弁当までカバンに詰め込んで通勤するとなると。。。僕にはできませんでした。
リモートワークになれば基本は自炊です。と言っても冷凍食品やラーメン、パスタなんかがメインですので、ランチを外でしていた頃に比べるとバリエーションも減ってはいますが、経済的にはかなり助かります。
【ワーケーションできる】
ワーケーションという言葉はあまり聞き慣れないかもしれませんが、定義もそこまではっきりしておらず「Work」+「Vacation」というのが一般的だと思います。
キャンプ場や旅行先などから仕事をする働き方です。
日中は仕事をして、夕食は旅行先でご当地グルメを満喫、週末に観光をして帰宅するなんて働き方もできます。
時差のない海外旅行もハイシーズン以外にお得に行くことだってできます。
【音楽で集中力をアップできる】
これは個人差が大きいかもしれませんが、精神衛生的なメリットです。
オフィスにいたときは集中したい時はイヤホンをして音楽を聞いていましたが、長時間してると耳が痛くなってきますし誰かに呼ばれた時に反応できない時がありました。
ただ僕にとって音楽はモチベーションをあげたり、リラックスするのにとても効果があります。仕事の効率がかなり変わります。リモートワークだったら部屋で音楽をかけていても会議中以外は誰にも迷惑がかかりませんので、嬉しいメリットの一つです。
リモートワークのデメリット
【人との会話(特に雑談)が減る】
これは精神衛生的なお話です。
当然といえば当然ですが、リモートワークになると人との会話(特に雑談)が減ります。
僕は会議が割と多いので、誰とも喋らない日はありません。
ただし、雑談しない日は結構あります。オフィスだと出勤して誰かの席の横を通る時に1分間でも雑談できます。
リモートワークになると、1分の雑談のために今何しているか分からない相手に電話したり、1on1など時間を開けてもらうのは気が引けます。
雑談でふっと気が楽になったり、モチベーションが上がったりすることがありますが、そのメリットを享受しにくくなってしまいます。
ただここは工夫次第ですので、雑談タイムのデイリーやウィークリーのMTGを15分だけ作ってもらう提案をしてみるなど改善の余地はありますし、多くの企業で改革が進んで行くところだと思っています。
【移動時間がなくなる】
こちらも精神衛生的なお話です。
おいおい、移動時間がなくなるってメリットだったんじゃ?という声も聞こえてきそうですが、勤務中の移動はちょっとした整理の時間、考える時間、ホッとする時間になっていたのですが、リモートになると移動時間がないので会議がびっしり入れられると、朝から晩まで休憩時間がないまま会議リレーになってしまうことがあります。
もちろん、そう言った日が毎日ではありませんが、休憩時間がなかなか取れない日は精神的にはよくありません。
僕はスケジュールにブロックする時間を意識的に入れています。4時間も5時間もぶっ通しで集中し続けて働ける人はいないと思いますので。
【運動不足になる】
こちらは健康に関するデメリットでしょうか。ただ自分次第で解消することはできます。
通勤していた頃は意外に運動していたと気付かされる人は多いんじゃないでしょうか。
僕は片道駅まで徒歩10分、オフィスの駅からも徒歩5分は歩いていました。
それだけで日に30分は歩いていますし、乗り換えの駅、オフィスの中でも結構歩きます。
ランチに行ったりしても5分程度は歩きます。
リモートワークで3kg太った、5kg太ったって話はあるあるですが、僕も最大5kg増えましたw
運動量が減るのに加え間食が増えて体重が一気に増えました。
【会食が減る】
会食が減るおかげで経済的にはかなり助かるのですが、やっぱりたまには皆んなと美味しい料理を頂きながら楽しく会話したい!
地方に移住したので、東京へは2、3ヶ月に1回ぐらいしか行かないので会食の機会が減りました。
月に2、3回はそんな機会があってもい〜な〜と思いますが、僕にとってはリモートワークのメリットの方が大きいのでここは我慢ポイントです。
【外部からの刺激が減る】
東京にいた頃は、他社の人との交流や展示会などのイベント、セミナーなど外部からの刺激がたくさんありましたが、地方ではそう言った機会は多くありません。
まとめ
フルリモートワークになってから2年経ち、僕が思うメリット・デメリットをまとめておきます。人によっては真逆の感じ方をする人もいると思いますが、参考になれば。
メリット
- 通勤時間がなくなる(時間に関するメリット)
- 通勤がなくなる(精神衛生的なメリット)
- 昼休みなど休憩時間がプライベートな時間に充てられる(時間に関するメリット)
- 外食費が減る(精神衛生的なメリット)
- ワーケーションできる(働く場所に関するメリット)
- 音楽で集中力をアップできる(精神衛生的なメリット)
デメリット
- 人との会話が減る(精神衛生的なデメリット)
- 移動時間がなくなる(精神衛生的なデメリット)
- 運動不足になる(健康面のデメリット)
- 会食が減る(精神衛生的なデメリット)
- 外部からの刺激が減る(精神衛生的なデメリット)
リモートワークがオススメな人
人によってはリモートワークは本当に良い働き方だと思います。
次のような人はぜひ検討してみてください。
- 子供や家族との時間を大切にしたい
- 副業を始めたい(今より時間が欲しい)
- いつかは地元に帰りたい
- 快適な空間で働きたい
- 通勤のストレスから解放されたい
リモートワークなんて、一部の人だけの特別な働き方でしょ!?って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな事ありません。
人事・総務、法務、事務などのバックオフィス、エンジニア、マーケティング、インサイドセールス、製品サポート、カスタマーサクセスなどなど沢山の職種で実際リモートで働いている人は沢山います。
まずは、転職エージェントや転職サイトに登録して、リモートワークの仕事を探してみましょう。
リモートワークの求人の場合、面接などの選考プロセスも全てオンラインであることがほとんどだと思います。
少しだけやる気を出してトライしてみたら、今と少し違う人生が待っているかも!?
一歩ずつ理想に近づきましょう〜。