内窓リフォームは本当に効果があるのか?
費用はいくらかかるのか?
補助金は使えるのか?
この記事では、実際に施工した体験をもとに「費用・効果・デメリット」まで正直に解説します。
内窓リフォームとは?効果・メリットをわかりやすく解説
内窓は既存窓の内側に設置する二重窓の一種です。
その効果はいろいろあって、断熱性能の向上や防音性能の改善、省エネ効果など、多くのメリットが得られる可能性があります。
さらに、設置が比較的簡単で既存の窓を活かせる点も魅力的です。
光熱費の削減や補助金を活用できれば、長期的には費用負担が軽減される可能性もあります。
とはいえ、「実際いくらかかるのか」「どこに依頼すればいいのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。
外構や窓まわりの施工を扱うサービス(例えばエクスショップのようなサイト)で価格や工事内容の情報を確認しながら、まずは相場感を把握してから判断するのも一つの方法です。
僕の場合は複数社を比較した結果、費用面で納得できたためエクスショップで施工しました。
※価格は地域や工事内容によって異なるため、必ず複数社を比較することをおすすめします。
特に寒冷地や騒音が気になる地域にお住まいの方、またエコ意識の高いご家庭にとっては、検討すべき価値のあるリフォーム方法だと思います。
僕は築30年以上の中古の戸建て住宅を購入した際、リビングなど来客がある1階にはLIXIL製の内窓を設置し、来客がなく、過ごす時間の短い部屋はDIYでポリカーボネート板を使用しました。
一軒家はマンションと比べて寒さや暑さを感じやすいですが、内窓を設置することで快適性の向上を実感しています。
今の戸建てに3年住んで内窓の効果を実感したので、ポリカーボネートより効果の高いと感じた内窓を追加で設置しました。
実際の使用感など、その具体的なメリットについて詳しく解説していきます。

内窓リフォームの効果は本当?【断熱・防音・結露対策】

内窓リフォームには、快適な住環境を実現するためのさまざまな効果があります。ここからは、特に注目すべきメリットを具体的にご紹介します。
1. 断熱効果
内窓の設置による断熱効果は期待でき、冬の冷気や夏の熱気の侵入を抑えます。その結果、冬は暖かく、夏は涼しいと感じやすい室内環境につながります。
冷暖房効率の向上による光熱費の削減も期待でき、条件によっては長期的なコスト削減につながる可能性があります。
内窓があることで、やはり冷暖房は効きやすくなっていると思います。とは言え外気は伝わってきますので、カーテンと併用して使うことが大切です。
2. 防音性能
内窓は外部の騒音を軽減します。車の音や近隣の騒音など、日常生活で気になる音が軽減され、静かで落ち着いた住空間を確保できます。特に都市部にお住まいの方や道路沿いの住宅では大きなメリットです。
内窓をつけて雨の音は僕の体感では、小雨程度であれば音が軽減されたと感じました。
※効果は窓の仕様や設置環境によって異なります。
大粒の雨の場合でも、設置前と比べると違いを感じました。
ポリカーボネートの内窓でも、音は少し静かになりますが、樹脂製の内窓の方が僕の体感では防音性の違いを感じましたが、設置条件やガラス仕様によって結果は異なる可能性があります。
3. 結露防止
内窓を設置することで、窓周辺の結露を防ぐ効果があります。湿気やカビの発生リスクが低減し、住宅の耐久性を高めるとともに、健康的な住環境を保つことができますね。
結露については全くしなくなったか?と言われればそんなことはありません。
キッチンなど、料理の湯気や鍋をしているときは内窓が少し結露することはあります。
ただ、結露も内窓がない時に比べるとその効果を実感できるぐらい改善しました。
ポリカーボネートでもそれなりに効果がありましたが、隙間があるからか外側の窓の内側に結露が樹脂製の内窓に比べると発生しやすいです。
いずれにしても内窓をつけたことで、窓枠まで結露でビチャビチャになるようなことはなくなりました。

4. 防犯性の向上
二重構造になることで侵入に時間がかかる可能性があり、防犯上の抑止効果が期待されます。
なお、ポリカーボネートのDIY内窓は防犯目的で設計された製品ではないため、本格的な防犯対策としては限定的です。
5. UVカット効果
内窓にはUVカット機能を持つガラスを選ぶことができ、家具や床の日焼けを防ぎます。これにより、室内インテリアの寿命を延ばすことができます。
我が家は部屋によってUVカット有無が違います。UVカットがない方が価格が安いのでリビングはUVカットは無しの単層の窓にしています。
ただリビングはテラスがあるので直射日光がそもそも入って来ずテラスの樹脂製の屋根を通して入ってくる光なのでUVはそこまで気にしなくて良いのかなと思ったのも単層のUVカットなしを選択した理由でもあります。
西日や直射日光が気になる部屋は複層のLow-eガラスにしています。
直射日光が当たると畳や壁紙、家具など色褪せてしまう可能性があるため、よりUVカット効果が期待できるガラスを選択しました。
6. 既存の窓を活かせて工期が短い
内窓は既存の窓をそのまま使用しながら設置できるため、大がかりな工事を必要としません。
なので、施工費用を抑えつつメリットを享受できるのが特徴です。
業者さんや窓の数によると思いますが、我が家は5箇所の施工で数時間でした。
サッシごと交換すると壁を壊すことになるので、工期は長くなると思います。
壁を壊さず窓を交換する工法もあるようですが、窓を追加する方が、これまでみてきたようなメリットを享受できるので僕は交換より追加する方を選択しました。
内窓リフォームのデメリット4つ【後悔しないために】
内窓リフォームには多くのメリットがありますが、検討の際にはいくつかのデメリットも考慮する必要があります。ここからは、内窓設置のデメリットを詳しく解説します。
1. コスト面の問題
内窓の設置には初期費用が必要です。特に高性能な内窓や複層ガラスを選ぶ場合、費用がかさむことがあります。
僕は快適に暮らすためには必要なコストだと思い、コストと得られるメリットを比較してコスト負担をすることを選択しました。
あとは、以下のような部屋は高価な樹脂製でなく、ポリカーボネートで良いかもしれないですね。
全ての窓を樹脂製の内窓にするとコストが高くなりますが、ポリカーボネートも併用すると全体としてのコストは抑えられます。
ポリカーボネートについては後述します。
さらに僕は補助金を利用して内窓をつけたので、コスト負担は大きく軽減されたと感じています。こちらも後述します。
複数見積もりやネットショップの活用で同じ商品でも安く買う方法もあるので、購入の際はお試しください。見積もりをもらうだけならタダですからね〜!
2. 設置スペースの制約
内窓は既存の窓の内側に設置するため、ある程度のスペースが必要です。
特に窓の周囲に余裕がない場合や窓のサイズが大きい場合、設置が難しい場合があります。
家具の配置や窓の形状によっては、設置の自由度が制約されることもあります。
二重窓にする効果を実感したのと、補助金が使えるので全ての窓を二重窓にしようと思ったのですが、窓枠が7センチないと内窓を付けられないということで、何箇所か内窓を付けられていない窓があります。
内窓自体はLIXILさんの取引のある業者さんが行ってくれたのですが、窓枠に余裕がない箇所については工務店に行って窓枠からリフォームしてくださいとのことでしたので、予算オーバーなので今回はポリカのままで行くことにしました。
資金に余裕ができたら、リフォーム+内窓設置の見積もりを依頼しようと思います。
3. 窓操作の手間
内窓を設置すると、既存の窓と内窓の両方を開閉する必要があります。
このため、窓の開閉作業が増える点がデメリットと感じられることもあります。
頻繁に窓を開閉する習慣がある家庭では、この点が不便に感じられるかもしれません。
僕はそこまで気になりませんので、手間が増えても享受できるメリットの方が大きいと考えています。
実際使ってみて、ほとんど気になりません。
4. 掃除の手間
内窓を設置することで、窓が二重になるため清掃箇所が増えます。特に窓と窓の間に埃が溜まると、定期的な掃除が必要になります。
この点は、忙しい家庭では負担と感じられることもあるかもしれないです。
とは言えそこまで頻繁に掃除が必要なわけでもないので、そこまで大きなデメリットではないかと思います。
内窓リフォームは、これらのデメリットを把握した上で、メリットとのバランスを考えることが重要です。
特に、コストや生活スタイルに応じて最適な選択をすることで、満足度の高いリフォームを実現することができると思います。
内窓の種類と選び方【樹脂・アルミ・複層ガラスの違い】
内窓にはさまざまな種類があり、それぞれに特有の特徴と利点があります。ここでは、内窓の主な素材や構造の違いをもとに、その種類と特徴について詳しく解説します。
1. 樹脂製内窓

特徴: 樹脂素材で作られた内窓は、優れた断熱性能を持っています。
樹脂は熱を伝えにくい素材であるため、室内外の温度差を緩和し、結露を防止する効果があります。
メリット: 軽量で取り扱いやすく、カラーバリエーションも豊富です。断熱性を重視する家庭に最適です。
注意点: 高性能な分、価格がやや高めになる場合があります。
我が家はインプラスというLIXIL製の樹脂製内窓とポリカーボネートの内窓を使用しています。
YKK APさんのプラマードと相見積もりをして、価格的にインプラスにしましたが、業者さんによってYKK APさんの方が安い場合もあると思いますので相見積もりを取るのがお勧めです。
機能的にはほとんど差はないと思いますので、僕は価格で決めました。
2. アルミ製内窓
特徴: アルミ素材を使用した内窓は、耐久性が高く、長期間の使用に適しています。
メリット: 強度が高いため、大きな窓や重厚感のあるデザインに適しています。また、薄型でスペースを取らないのも魅力です。
注意点: アルミは樹脂に比べて熱を伝えやすいため、断熱性能はやや劣る場合があります。
3. ポリカーボネート内窓

特徴: 中空になったポリカーボネートという素材です。ホームセンターなどで手軽に購入ができ、コストも樹脂製の内窓に比べると割安で設置することができます。
メリット: 断熱、防音、結露防止は樹脂製に比べれば劣るものの、一定の効果は期待できます。価格の安さがなんと言ってもメリットです。
注意点: 樹脂製に比べると断熱・防音効果は限定的で、窓のサイズに合わせてカットする必要があります。DIYの場合はカッターでカットできますが、加工にはやや手間がかかります。
ホームセンターでカットしてもらうと小さなキリカスが中空の中に入ってしまいます。
あとはどうしてもインテリアとしての見た目が気になります。
やはり安っぽく見えてしまいますし、ゲストが来る部屋や滞在時間の長い部屋には樹脂製の内窓の方がお勧めです。
設置の手間や効果、価格のバランスから普段生活する部屋は樹脂製がいいなと思っています。
1箇所トライしてみるのはアリだと思います。
僕は3年ほど中空ポリカの部屋でリモートワークしていましたが、リビングの樹脂製が快適だったので、補助金を活用し樹脂製に変えました。
ポリカーボネート内窓が向いているケース
ポリカーボネート製の内窓は、樹脂製内窓と比べると断熱性や防音性は限定的ですが、コストを抑えながら一定の効果を期待できる選択肢です。
特に、次のようなケースでは検討の余地があります。
居室など長時間過ごす空間では樹脂製内窓の方が快適性は高いと感じましたが、場所によって使い分けることで全体のコストバランスを取ることも可能です。
ポリカーボネートの内窓については別の記事で紹介します。
4. 複層ガラス内窓
特徴: ガラスが2枚以上重なった構造の内窓で、間に空気層を設けることで断熱性を向上させています。
メリット: 高い断熱効果や防音効果を期待でき、結露防止にも優れています。特に寒冷地や防音対策が必要な住宅に適しています。
注意点: 単層ガラスに比べて重量があるため、設置時の取り扱いに注意が必要です。
我が家はリビング以外は複層にしています。リビング以外は補助金の関係で単層より複層の方が補助金額が大きくなり手出しも少し安かったからです。重さに関してはほとんど気になりません。

写真は和室の内窓すりガラス調です。(右側)元々は障子がついていたのでカーテンがないのですりガラス調にしました。光も取り込むことができて満足です。
5. 単層ガラス内窓
特徴: ガラス1枚で構成された内窓で、比較的安価で手軽に設置できるのが特徴です。
メリット: 初期費用を抑えたい場合や、補助的な目的で内窓を設置する場合に最適です。
注意点: 複層ガラスに比べて断熱性能や防音性能は劣るため、用途に応じた選択が必要です。
リビングは単層ですが、ガラスの厚みを4mmと他より厚くしているので、防音については満足な性能を得られていると思っています。
次に追加で内窓をつけるなら、価格とのバランスでコストメリットが大きければ単層でも十分かなと僕は思っています。

設置当時は補助金ではなく住宅エコポイントで複層のガラスより単層の方が価格的に安く抑えられたので、写真のリビングは単層ガラスです。効果には満足しています。
日中に長い時間を過ごす部屋は断熱性能の高い複層のLow-eが良いかなと思っています。
総合的な選択肢のまとめ(ポリカーボネート板内窓を含む)
| 断熱方法 | 断熱性能 | 防音性能 | コスト | 施工の手軽さ |
|---|---|---|---|---|
| 内窓(ガラス製) | 比較的高い | 比較的高い | 条件次第では長期的に経済的になる可能性がある | 専門業者の施工が必要 |
| ポリカーボネート板内窓 | 中程度 | 中程度 | ガラス製内窓より安価で手軽 | DIYでも設置可能 |
| カーテン・ブラインド | 中程度 | 低い | 比較的安価 | DIYで簡単に導入可能 |
| 窓フィルム | 低い | ほぼなし | 非常に安価 | DIY可能 |
内窓は断熱性能や防音性能に優れた総合的なソリューションですが、カーテンや窓フィルム、エコガラスと組み合わせることでさらなる効果を得ることができます。
それぞれの特性を理解し、予算やニーズに応じた方法を選びましょう。
内窓リフォームの費用相場と補助金【2026年時点】
1. 内窓リフォームの費用
内窓リフォームにかかる費用は、使用する素材や窓のサイズ、工事の内容によって異なります。
以下は一般的な費用の目安です(窓のサイズ・仕様・地域・施工条件で変動します)。
これらには内窓の本体価格と施工費が含まれます。また、複層ガラスや特殊機能付きガラス(UVカット、防音仕様など)を選択すると、費用がさらに増加することがあります。
2. 補助金や助成金の利用可能性
内窓リフォームは、省エネや断熱性能向上を目的とする工事として、国や自治体からの補助金や助成金の対象となる場合があります。以下は一般的な支援制度の例です。
僕は実際、2回とも補助金などをもらいました。
1回目は住宅エコポイント、2回目のリフォームは先進的窓リノベです。
条件を満たしたため補助金の交付を受けることができ、補助額も比較的大きかったと感じています。
エクスショップのようなサイトでは補助金情報が紹介されている場合もあるため、あわせて確認してみるとよいでしょう。
補助金などはその時期や自治体によっても異なるので、内窓を検討の際は必ずチェックしてみましょう。
※制度内容は年度ごとに変更されるため、最新情報は公式サイトをご確認ください。
3. 費用削減のポイント|複数業者に見積もりを依頼し、適正価格を比較する
内窓リフォームの費用を抑えるためのポイントは以下の通りです。
内窓の設置を検討する際は、複数の業者に見積もりを依頼することが費用を抑えるポイントになります。
外構・エクステリア専門のサービスであるエクスショップのようなサービスを活用すれば、複数社の提携施工店の価格や提案内容を確認しやすくなります。
提携施工店から提案を受けられるため、価格や工事内容を比較検討しやすくなります。
特に、
には便利な選択肢の一つと言えるでしょう。
もちろん最終的に依頼するかどうかは見積もりを比較してから判断できますので、情報収集の一環として活用してみるのもおすすめです。
僕もエクスショップで見積もりをしてもらいましたが、施工しなかった箇所もあります。
まとめ|内窓リフォームは効果ある?費用と補助金を踏まえた結論
内窓リフォームは、住環境を快適に改善し、省エネや防音効果を得られる優れた方法です。特に断熱性能の向上や結露防止、防犯性の強化など、多岐にわたるメリットがあり、寒冷地や騒音が気になる地域にお住まいの方にとって効果的な選択肢となります。
また、補助金や助成金を活用することで、初期費用の負担を軽減しながらリフォームを進められる点も魅力的です。
一方で、内窓の設置にはコストやスペースの確保、日常的な掃除や窓操作の手間といったデメリットも存在します。
そのため、内窓の種類や素材、ガラスの性能をしっかり比較し、自宅の環境や予算に合った最適な製品を選ぶことが重要です。
さらに、内窓以外にもカーテンやブラインド、窓フィルム、エコガラスなどの断熱方法を検討し、組み合わせることで効果を最大化できます。
内窓リフォームは、快適な住まいづくりを目指しつつ、環境にも優しい選択です。今回の記事を参考に、目的やニーズに合ったリフォーム計画を立ててみてはいかがでしょうか?


