中古、新築、賃貸、戸建それぞれのメリット・デメリット

マイホーム(中古住宅)

人生において住宅は三大資金(支出)のうちの一つと言われ、誰にとっても必要な衣・食・住の一つでもあります。

過ごす時間も多い住宅で、それなりの期間暮らす場所なので満足いくよう選びたいですよね。

僕は中古住宅を3軒購入した経験があります。どれも投資物件などではなくマイホームです。

住宅は新築、中古で購入したり、賃貸など人によってどの選択肢がいいかは変わりますが、僕が感じたそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。

地方の出身なのでマイホームといえば新築が当たり前、中古住宅を購入するという選択肢はあまり考えたことがありませんでしたが、今は中古住宅は自分にあっていると考えています。

これからマイホーム購入を検討されている方の選択肢が広がればと思いますので参考にしてみて下さい。

どれがいいかは人によって異なりますし、これが唯一の正解!みたいなのはないと思います。メリット・デメリットを考えながら皆さんにとって良い選択肢が見つかると嬉しいです。

戸建、マンション!?新築、中古、賃貸!?いったいどれがいい?

家の話になると、まずはマイホームか賃貸でどちらがいいか意見が別れるところです。

人によってライフスタイルも考え方も違うのでどれが良いか100%正解はありません。

それぞれにメリット・デメリットがあると思いますので、自分にあった住宅ってどれだろうと考えるところからスタートですね。

僕は中古物件ばかりですが、マンションも戸建も経験しています。

賃貸のマンションも新築、中古ともに経験しています。

まずはマンションか戸建かという大きな選択肢がありますね。

マンションか戸建どちらにすべき?

マンションか戸建か、最初の悩ましい選択です。どちらもメリットがあるので、もし次に住宅を購入するとしても迷うところです。

マンションのメリット・デメリット

なんと言ってもマンションは管理が楽でした。住むマンションにもよるかもしれませんが、共用部分のメンテナンスや掃除も管理人の方がやってくれるので気にしなくて良かったので助かりました、戸建の場合は家の周り、や外壁や屋根など自分でメンテナンスする必要があります。

マンションのメリット

  • 管理が楽
  • 暖かく涼しい
  • 同じ年代の人も多く住んでいる(人によってはデメリット?)
  • 立地が良い(駅から近い)ことが多い

マンションのデメリット

  • 共用部に関して自由度がない
  • 音に気をつける必要がある
  • 部屋の数や延べ床面積が戸建より狭くなりがち

戸建のメリット・デメリット

戸建の場合はなんと言っても自由度が高いことです。

マンションの場合は家以外の部分は共用なので自由はほとんどありません。

外壁の色、駐車場などの設備はマンションの住人で決めるので自分の意見通りになるとは限りません。逆にそれを楽と思う人もいると思いますが。

戸建のメリット

  • 外構、設備など自由度が高い
  • マンションよりは音を気にしなくてすむ
  • 延べ床面積がマンションより広くなることが多い
  • 駐車場、自転車置き場が近い

戸建のデメリット

  • 都会の場合は駅から遠くなる
  • 一般に自治会に入る必要がある
  • マンションより寒くて、暑い(気密性の高い新築はそんなことないようです)

新築か中古はどっちがいい?

新築住宅のメリット・デメリット

僕自身は新築の家を購入して住んだことはありません。(賃貸のマンションに住んだ経験はあります)ただし地方なので周りの友人は新築が圧倒的に多いです。

僕も中古物件を探している時、新築物件も見に行っていました。

新築の良いところはやっぱり綺麗です。何軒かまとまって建つことも多いので、同じ世代の人が近所になる可能性も高いんじゃないでしょうか。

そんな新築ですが、やはり経済的な面でハードルが高いです。

関東圏の駅近のマンションなら、20年住んでもローンの残債以上で売却できるかもしれませんが、地方の戸建だとなかなか厳しいかなと思いましたし、年齢的にも35年ローンだと定年した後もローンを払い続けることになるのでやめました。

新築のメリット

  • 誰も住んだことがなく綺麗
  • 注文住宅の場合は間取りなども自由に決められる
  • 住宅ローン控除が受けられる(中古物件も条件によっては可)※住宅ローン控除はなくなる可能性もあるため、購入時に条件含めて事前に確認してください。

新築のデメリット

  • 売却時にローンの残債が残る可能性が高い(値下がり幅が大きい)
  • 注文住宅の場合、ついついグレードをあげたくなって予算より高くなりがち

新築は何と言っても誰も住んだことなくて綺麗だ

注文住宅なら間取りとかも自由に決められるしね

中住宅のメリット・デメリット

国土交通省の資料を参照すると木造の中古住宅は築20年をすぎると、建物の値段はほぼゼロになります。

新築の場合はよほど立地条件の良い駅前マンションのような物件以外は購入した時点で2〜3割価格が下がってしまうそうです。

住宅の資産価値減少イメージ

国土交通省参考ページ
国土交通省参考資料
耐用年数(国税庁ページ

ちゃんとメンテナンスされている家であれば、20年以上経ってもまだまだ住み続けられますし、売却するとき購入した価格に近い値段で売却が可能です。値上がりする可能性もあります。

購入するエリアの土地の価格の相場を知っておけば、その価格ぐらいで築25年などの物件を購入できれば、売る時に値下がりする可能性を小さくできます。

僕の場合は2軒売却しましたが、どちらも購入時より高く売却することができました。

ただし、立地条件など物件によって値下がりする可能性がないわけではありません。
適正価格かそれ以下で買えるかということが重要です。

売却したのは2軒とも関東圏の中古マンションです。

今は地方の戸建ですが、周りの物件が売れている時の坪単価を考えると今の家もおそらく購入時と同じ値段か少し高く売れると思っています。

ただ今回はリフォームしたのでその分はマイナスになると思っています。

音を気にしなくて良く、マンションに比べ間取りも広いのでマイナスになる分はその分だと思って満足しています。

中古住宅のメリット

  • 数が多いので好みに近い物件を選べる
  • 売却時にローンの残債が少ないことが多い(値下がり幅が少さい)
  • リフォームでかなり綺麗になる
  • 同じ立地、間取りなら月々の手出し金額が少なくなりやすい(日々の暮らしに余裕が出る)

中古のデメリット

  • 注文住宅のように間取りを好きにできない
  • 気密性が低い場合が多く、設備も古くなっている
  • 誰かが住んだ後になる

値下がり幅を気にするなら中古が有利だね

リフォームも楽しそうね

賃貸のメリット・デメリット

僕も賃貸に住んだことはありますが、賃貸はなんと言っても身軽です。

気に入らなければ引っ越すこともできますが、購入した家だと引っ越すためにはかなりハードルがあります。

10年たつと生活スタイルや家族ができたりかなりライフスタイルが異なります。

購入した家も家族が増えると手狭になるかもしれませんし、子供も20年もすればいなくなり大きな家は無駄に広くなってしまいます。

サブスクの車もそうですが、多少割高で自分の資産にもなりませんが、ライフスタイルが変わればパッと変更できるのが最大のメリットかなと思います。

あとはメンテナンスがいらないという点です。

新築でも中古でも10年経てば外壁や屋根など、どこかしらメンテナンスが必要になってきます。

賃貸の場合は大家さんがメンテナンスしてくれるので、費用も必要ありません。

マンションなら修繕積立金、戸建なら自分で積立する必要があります。

賃貸のメリット

  • すぐに住み替えができる
  • 修繕費がかからない

賃貸のデメリット

  • 家賃は戻ってこない、支払った金額は確実になくなる
  • 自分で好きなように部屋や設備を変えられない

これから家族増えるかもしれないし、かといってまだ一軒家は大きすぎるな

賃貸にしておけば生活スタイルに合わせていつでも住むところを変えられるわね

いかがでしょうか?今回あげたメリット・デメリットは僕の主観ではありますが、皆さんが考える際の参考になれば嬉しいです。

僕の場合は中古物件が一番合っていると思っています。

次回は僕が中古住宅を購入した理由や中古物件を買って結局どうだったかなどご紹介したいと思います。

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