庭は全部コンクリートにしなくてもいい?駐車場だけ施工した体験と砂利の注意点

駐車部分をコンクリートにし、隣に土と家庭菜園を残す一般的な庭のイメージイラスト。本人宅の再現ではありません。 リフォーム・住まい
この記事は約6分で読めます。

庭をコンクリートにしたいけれど、全部施工すると予算が気になる。

中古戸建ての外構を考えていると、「一部だけでも大丈夫かな」と迷うことがあると思います。

僕の家では、駐車スペースだけをコンクリートにして、それ以外は土のまま残しました。

雑草は生えますし、雨の日には土がコンクリート部分に乗ることもあります。

それでも、今のところ大きな不便はなく、一部は家庭菜園として使っています。

今回は、庭の一部だけをコンクリートにした理由と、土を残したメリット・デメリット、砂利を選ぶ前に確認したいことをまとめます。

この記事でわかること
  • 駐車スペースだけをコンクリートにした理由
  • 土を残して感じたメリットとデメリット
  • 砂利の初期費用と撤去費用を考えるときの注意点
  • 舗装する範囲を決めるチェック項目と見積もりの確認点

我が家が庭の一部だけをコンクリートにした理由

僕が駐車スペースを優先したのは、雨の日にぬかるむと困る場所だったからです。

一方で、それ以外の庭は土のまま残しました。

中古住宅のリフォームでは、あれもしたい、これもしたいとなると、どんどん費用が増えていきます。

そこで、お金をかけたいところにはかけて、我慢できるところは我慢することにしました。

庭については、駐車スペースを先に整えて、残りは住みながら必要性を考えることにしたわけです。

限られた予算のなかで、優先順位をつけて工事する範囲を決めました。

家全体のリフォームで何を優先したかは、別の記事でまとめています。

中古住宅リフォームで後悔を減らす進め方

駐車部分を舗装し、土の庭を家庭菜園に使う一般的なイメージ。
配置・広さ・植栽は一般的なイメージです。本人宅の再現ではありません。

コンクリートにしなかった部分のデメリット

土を残した部分には雑草が生える

土のまま残した部分には、やはり雑草が生えます。

舗装する費用を抑えられても、その後の手入れがなくなるわけではありません。

草取りをどこまで負担に感じるかは、人によって違うと思います。

手入れする時間を取りにくい方や、草が伸びた状態を見るのが気になる方は、残す範囲を小さくすることも考えたいところです。

「今の工事費」と「住み始めてからの手間」を分けて考えると、自分に合った範囲を決めやすくなります。

雨の日に土がコンクリート部分へ乗ることがある

我が家では、雨の日に車を出し入れすると、土がコンクリート部分に乗ることがあります。

今のところ大きな不便はありませんが、きれいな状態を保ちたいなら掃除の手間も考えておきたいです。

これから範囲を決める方は、車を止めた状態だけでなく、出し入れする動きも見ておくとよいと思います。

車を切り返す場所、ドアを開けて足を下ろす場所、そこから玄関まで歩く場所も確認したいポイントです。

どこに土を残すと困りそうか、実際の使い方を施工店に伝えて相談してみてください。

コンクリートにしなかったメリット

最初の費用を抑え、優先したい工事に予算を回せた

僕にとって大きかったのは、庭を全部コンクリートにしなかったことで、最初の費用を抑えられたことです。

家の工事は、ひとつずつ見ると必要に思えても、合計すると予算を超えてしまうことがあります。

だからこそ、「今やるところ」と「今は見送るところ」を分けることに意味がありました。

室内のリフォームは、工事の範囲によって部屋や設備が使えない期間が生じます。

一方、外構工事は室内の生活空間への影響を抑え、住みながら進められる場合があります。

ただし、駐車場や玄関への通路が使えない期間や騒音などもあるため、工事範囲・生活動線・工事中の車の置き場を事前に確認しておきましょう。

入居前と入居後に工事を分ける考え方は、引渡しから入居までの日程と確認事項でも整理しています。

ただし、舗装面積を半分にすれば、工事費もきれいに半分になるとは限りません。

施工店の費用案内でも、小さな工事は割高になる場合があると説明されています。

部分施工と全面施工で実際にいくら違うのかは、同じ現場の見積もりで確かめたいところです。

必要になったら追加工事を検討できる

どうしてもコンクリートにしたくなれば、後から追加工事を検討することもできます。

僕は、その余地を残しておけることも、土のままにする理由にしました。

ただし、「後からできる」と「後からでも同じ費用でできる」は別の話です。

追加時の工事費や、既存部分とのつなぎ方、資材を運び込む経路は、最初の相談時に聞いておくと判断しやすくなります。

近いうちに必ず舗装する予定なら、まとめて施工した場合との違いも確認しておきたいです。

土を残した場所を家庭菜園に使える

我が家では、残した土の一部を耕して家庭菜園にしています。

庭を全部コンクリートにしなかったことで、地面を使って野菜を育てる場所を残せました。

花や野菜を育てたい方は、駐車場の広さだけでなく、土のまま使いたい場所も先に決めておくとよいと思います。

また、僕は、全面をコンクリートにするより照り返しや夏の暑さもましなのかなと感じています。

ただ、温度を測ったわけではないので、これはあくまで僕の感覚です。

暑さ対策の効果を前提に範囲を決めるより、まずは用途と手入れのしやすさから考えるのがよいと思います。

砂利は敷く費用だけでなく、撤去するときの費用も確認する

コンクリートにしない場所の仕上げとして、砂利を考える方もいると思います。

砂利は費用を抑える選択肢になりますが、種類や量、整地の内容によって金額は変わります。

材料代だけを見ず、施工まで含めた費用で比べたいところです。

砂利は敷く際の材料・整地・施工と、変更時の撤去・運搬・処分を確認する。金額の大小を決めつけず同じ現場条件で見積もる。
砂利の費用は敷くときと変更するときに分けて確認します。

もうひとつ気をつけたいのが、将来その砂利を取り除く場合です。

砂利の撤去には、集める作業だけでなく、運び出しや処分の費用もかかることがあります。

実際に、施工店の砂利処分の料金案内には、作業費・運搬費・輸送費・処分費が含まれると記載されています。

必ず敷くときより高くなるという意味ではありませんが、最初に安く仕上げても、変更時に別の費用が必要になる点は知っておきたいです。

ここでは、砂利を選ぶ前に確認したい一般的な注意点を整理します。

砂利を候補にするなら、次のことを施工店に聞いてみてください。

  • 整地や防草シートを含めて、いくらかかるか
  • 砂利の種類と量は、使い方に合っているか
  • 将来コンクリートに変更する場合、撤去が必要か
  • 撤去する場合、運搬や処分まで含めた費用はどうなるか

砂利を敷けば雑草の手入れが完全になくなる、と考えないことも大切です。

防草対策の内容と、その後に必要な手入れをあわせて確認しておきましょう。

自分で処分する場合も、家庭ごみとして出せると決めつけず、自治体や処理を依頼する業者に受け入れ方法を確認してください。

舗装する範囲は、動線と庭の使い道から決める

車と人の動線、庭の用途と手入れを整理し、必要な部分だけの案と範囲を広げる案を比較する。
厚みや勾配を一律に決めず、現地の条件で施工店へ相談します。

庭の一部だけをコンクリートにするなら、まず簡単な図に「車が動く場所」「人が歩く場所」「土を使いたい場所」を書き込んでみると整理しやすいです。

確認したいのは、次の5つです。

  • 車の出し入れや切り返しで使う範囲を確保できるか
  • 車から降りて玄関まで、雨の日にも通りやすいか
  • 自転車や物置など、今後置きたいものはあるか
  • 家庭菜園や花壇にしたい場所を残せるか
  • 残した土の草取りや、舗装面の掃除を続けられそうか

そのうえで、「駐車場など必要な部分だけ」と「希望する範囲まで広げた場合」の見積もりを比べると、追加費用に納得できるか考えやすくなります。

施工店には、面積と総額だけでなく、次の内容も確認したいです。

  • 整地、残土処分、排水に関する工事が含まれているか
  • 土とコンクリートの境目をどう仕上げるか
  • 雨水をどこへ流す計画になっているか
  • 車の利用に合った仕様か、見積もりに内容が書かれているか
  • 後から舗装を広げる場合に注意点があるか

厚みや勾配を自分で一律に決めるのではなく、現地の状態に合わせて提案してもらうことが大切です。

見積もりを頼む前に確認したいことは、関連記事でも整理しています。

見積もり依頼前の確認点

まとめ|庭は一部だけのコンクリートでも、使い方次第で暮らせる

我が家は駐車スペースだけをコンクリートにし、それ以外は土のまま残しました。

雑草や土の持ち込みはありますが、最初の費用を抑えられ、家庭菜園にも使えています。

大切なのは、全面施工か部分施工かを先に決めるより、毎日の使い方から必要な範囲を考えることだと思います。

手入れを減らしたい場所にはお金をかけ、土を使いたい場所や今すぐ困らない場所は残す。

そんな分け方も、予算が限られたときの選択肢になります。

まずは舗装したい場所と残したい場所を整理して、無理のない範囲を相談してみてください。

タイトルとURLをコピーしました