中古住宅の付帯設備表とリフォーム撤去費用を照合する確認表

リフォーム・住まい
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中古住宅のリフォームを考えていると、キッチンやお風呂の交換に気を取られて、今あるエアコンや照明の扱いが後回しになりがちです。

「この設備は残るのかな」「交換するなら、古い物の撤去も見積もりに入っているのかな」と迷うことはありませんか。

先に整理したいのは、売買側で引き継ぐ物と、リフォームで手を加える物の対応関係です。

売主が残す設備でも、買主が使わずに交換することはあります。

反対に、売主が撤去する予定の物まで工事の見積もりに入っていたら、作業の重なりがないか確認したいところです。

この記事では、公的な住まい相談窓口や不動産取引団体の公開資料を参考に、付帯設備表などの引継ぎ条件とリフォーム見積もりを照らし合わせる方法をまとめました。

品目ごとの確認表を使い、残す・撤去する条件、買主の希望、工事範囲、担当と期日を整理していきます。

書類がまだそろっていなくても、分からない欄は「未確認」で大丈夫です。

何を仲介担当に聞き、何を施工担当に聞くのかまで分けておけば、次の打ち合わせで確認することがはっきりします。

この記事でわかること
  • 付帯設備表などで確認することと、工事見積もりで確認することの違い
  • エアコン・照明・物置などを品目ごとに照合する確認表
  • 撤去費用の範囲が分からないときの質問と、回答の残し方

中古住宅の付帯設備表は「今ある物」だけで判断しない

付帯設備表は、引き渡す設備の有無や、分かっている故障・不具合などを確認するための書類です。

リフォームの見積書とは役割が違い、設備を残す記載があっても、買主が交換するときの撤去工事まで含むという意味ではありません。

内見で見かけた設備については、引渡し時に残す条件になっているかを、まず確認しましょう。

エアコンと照明のあるリビング、手前の机に白紙のメモを置いた水彩イラスト。
一般的なイメージです。筆者宅や実際の施工例ではありません。

全宅連が2021年9月に改訂した付帯設備表の公開書式例では、設備の有無と、判明している故障・不具合を分けて記載します。

同書式の「無」には、設備がもともとない場合だけでなく、引渡しまでに売主が撤去する場合も含まれています。

ただし、これは公開書式の一例です。

書類の名称や欄の意味は案件によるため、手元の付帯設備表など引継ぎ条件が分かる書類を、仲介担当に説明してもらいながら確認してください。

出典:全宅連「わかりやすい売買契約書の書き方 追補」付帯設備表の記入案内・書式例(PDF)

残るかどうかと、使える状態かどうかを分ける

「残す」と確認できても、それだけで故障時の対応や動作保証まで決まったとは考えないようにしましょう。

引き継ぐ対象、分かっている不具合、故障時の扱いを、それぞれ確認するのがポイントです。

同じ書式例でも、引き渡す設備には経年劣化や使用による性能低下などがあることを説明しています。

状態を確認できていない物は、確認表にも「未確認」と記入します。

動かして確認したい場合も、無断で操作せず、仲介担当を通じて確認できる範囲と方法を相談しましょう。

「残置物」と説明された場合も、家具などの荷物だけを指すとは限りません。

全日本不動産協会の解説には、住宅設備を「残置物状況一覧表」で告知する方法も紹介されています。

呼び名で線引きするより、どの物を引き継ぎ、どんな状態で、故障時はどう扱うのかを確認しましょう。

出典:全日本不動産協会「付帯設備表から残置物状況一覧表へ!」

引渡し後に故障を見つけたら、修理の前に確認する

確認メモには、故障を見つけた日、症状、品目番号、写真などを残し、早めに仲介担当へ連絡しましょう。

売買契約書・付帯設備表の該当欄を見て、売主への連絡方法や期限、修理の進め方を確認します。

設備保証が付いている場合は、その窓口と修理依頼の手順も別に確認してください。

修理・交換・処分を先に依頼する前に、状態を誰が確認し、費用をどう扱うかを相談しておくと、話を整理しやすくなります。

ただし、漏水など被害が広がるおそれがある場合は安全確保を優先し、専門業者への緊急相談とあわせて、行った対応や費用の記録を残してください。

引渡し後の故障がすべて売主負担になるわけではなく、「現状有姿」などの言葉だけで一切対応してもらえないと決めるのも避けましょう。

契約内容、特約、故障の原因や発生時点などを踏まえる必要があり、判断が分かれる場合は専門家へ相談します。

出典:東京都住宅政策本部「引渡し後に不具合・欠陥が…」(責任・特約の確認。記録の取り方は本記事の整理案です)

室内だけでなく、物置や庭の物も拾い出す

工事の邪魔になりそうな物や、入居後に使いたい物も一覧に加えておきます。

大阪市立住まい情報センターも、売却準備の案内で、庭石や木の残す物・撤去する物、設備の状況や取扱説明書を整理するよう案内しています。

物置、照明のリモコン、設備の説明書なども、現物だけでなく「一緒に受け取る物」として確認すると整理しやすいです。

出典:大阪市立住まい情報センター「住まいを売りたいとき」

付帯設備表とリフォーム見積もりは、同じ品目で照合する

照合するときは、部屋名と品目をそろえ、売買側の条件と工事側の作業を並べます。

「エアコン一式」だけでは、リビングの物なのか、別の部屋も含むのか分からなくなるためです。

例えば「①リビングのエアコン」のように番号を付けておくと、書類の呼び名が違っても質問しやすくなります。

  1. 売買側の条件:何を残すか、何を撤去するか、状態や故障時の扱いを確認する。
  2. 買主の希望:そのまま使う、交換する、不要、まだ決めていない、に分ける。
  3. 工事側の作業:取り外し、搬出・処分、撤去跡の補修、新設・再設置のどこまでを依頼するか確認する。
  4. 未決点:誰に何を聞くか、いつまでに回答が必要かを残す。

買主の希望を書いただけでは、売主との合意や工事の依頼内容が変わったことにはなりません。

希望と確認できた条件は、別々に記録しましょう。

同じ品目・場所で、売買側の残す・撤去、状態・付属品、故障時の扱いと、工事側の取り外し、搬出・処分、撤去跡の処理を照合する。実施者・費用負担・期日を担当者に確認し、残す設備も状態と条件を確認する。
相談事項を整理した一般的な説明図です。実際の施工例・施工図ではありません。詳しい条件は本文の表と説明をご確認ください。

品目別照合表① 引継ぎ条件と買主の希望

以下は、読者自身が記入するための確認メモです。

契約書や付帯設備表の代わりではなく、不明点を担当者へ聞くために使ってください。

品目は一般例なので、該当しない行を消し、必要な物を追加します。

必要な行を紙やメモアプリに写して使ってください。

同じ種類が複数ある場合は「①-a」「①-b」のように枝番を付け、場所ごとに両方の表へ同じ番号の行を追加します。

スマホでは、表を横にスクロールして確認できます。

表① 売買側の条件を記録する空欄表
品目・場所引渡し条件・根拠状態・付属品・故障時の扱い買主の希望
①エアコン
場所:__
残す/撤去/未確認:__
書類・該当欄:__
不具合・未確認点:__
リモコン等:__
故障時の扱い・根拠:__
使う/交換/不要/未定:__
②照明
場所:__
残す/撤去/未確認:__
書類・該当欄:__
不具合・未確認点:__
付属品:__
故障時の扱い・根拠:__
使う/交換/不要/未定:__
③給湯器
場所:__
残す/撤去/未確認:__
書類・該当欄:__
不具合・未確認点:__
説明書等:__
故障時の扱い・根拠:__
使う/交換/未定:__
④物置
場所:__
残す/撤去/未確認:__
書類・該当欄:__
状態・中の物:__
鍵:__
故障時の扱い・根拠:__
使う/撤去希望/未定:__
⑤自由記入
品目・場所:__
条件:__
書類・該当欄:__
状態・未確認点:__
故障時の扱い・根拠:__
希望:__

書類の日付や版、回答をもらった日もメモしておくと、後から変更があったときに見直せます。

書類に記載が見当たらない場合は、自分で「残す」にせず、どの書類で条件を確認するのか仲介担当に尋ねましょう。

品目別照合表② 工事範囲と担当・期日

表①と同じ番号を使って、工事の見積もりと対応させます。

撤去を実施する人と、その費用を負担する人も分けて記入してください。

表② 見積もりと未決点を記録する空欄表
品目番号見積もりの該当箇所・作業担当・費用・期日未決点と確認先
①エアコン見積書の頁・項目:__
含む/含まない作業:__
実施者:__
費用負担:__
実施時点・期日:__
質問:__
仲介/施工:__
回答希望日:__
回答確認日:__
②照明見積書の頁・項目:__
含む/含まない作業:__
実施者:__
費用負担:__
実施時点・期日:__
質問:__
仲介/施工:__
回答希望日:__
回答確認日:__
③給湯器見積書の頁・項目:__
含む/含まない作業:__
実施者:__
費用負担:__
実施時点・期日:__
質問:__
仲介/施工:__
回答希望日:__
回答確認日:__
④物置見積書の頁・項目:__
含む/含まない作業:__
実施者:__
費用負担:__
実施時点・期日:__
質問:__
仲介/施工:__
回答希望日:__
回答確認日:__
⑤自由記入見積書の頁・項目:__
含む/含まない作業:__
実施者:__
費用負担:__
実施時点・期日:__
質問:__
確認先:__
回答希望日:__
回答確認日:__

見積もりに同じ品目名がなくても、別の工事項目に含まれている場合があります。

見当たらないだけで「漏れている」と決めず、どの項目に、どこまで含まれるかを確認するための表です。

反対に、同じ設備が複数の項目に出てきても、それだけで二重計上とは限りません。

例えば「エアコン撤去」と「廃材処分」が、取り外しと処分を分けた金額なのか、同じ処分費を重ねて含むのかを確認します。

売主が撤去することで合意している設備が買主側の工事にも入っていたら、同じ物・同じ作業・同じ台数が重なっていないかを照合しましょう。

自分で金額を差し引かず、対象が確定した見積書を施工担当に出してもらいます。

出典:住まいるダイヤル「工事箇所、数量、仕様や単価を確認しましょう」

記入例|残すエアコンを買主が交換したい場合

以下は説明用の仮定例です。

  • 表①:①リビングのエアコンは、売買側では残す条件と確認した。
  • 表①:買主は交換を希望しているが、工事内容はまだ確定していない。
  • 表②:新しいエアコンの取付項目は見つかったが、既存品の取り外し・搬出処分の範囲は未確認。
  • 次の質問:施工担当に、既存品の撤去が含まれる項目と、配管まわり・撤去跡の処理範囲を聞く。

この段階では「売主が残すから撤去費用は不要」とも、「買主が交換したいから売主が撤去する」とも決めません。

売買側の条件を変えたい場合は仲介担当へ、買主側の工事に含める場合は施工担当へ、それぞれ相談します。

リフォームの撤去費用は、取り外しの先まで確認する

撤去費用を照合するときは、金額だけでなく何を、どこまで行う見積もりなのかを確認しましょう。

住まいるダイヤルは、見積書の工事項目や数量を確認し、「一式」の場合も内容を確かめるよう案内しています。

出典:住まいるダイヤル「工事箇所、数量、仕様や単価を確認しましょう」

例えば、次の作業を一つずつ聞くと、表②を埋めやすくなります。

  • 取り外し:対象の設備と台数は合っているか。
  • 搬出・処分:取り外した物を運び出し、処分するところまで含むか。
  • 撤去跡の処理:穴や配管まわり、壁・天井・床などを、どの状態まで仕上げるか。
  • 新設・再設置:新しい物の設置や、残して使う物の取り付け直しが必要か。

すべての設備で上記の作業が発生するわけではなく、費用のまとめ方も施工会社や現場で異なります。

「全部別料金になる」という意味でもありません。

見積書に『一式』と書かれているときの聞き方は、次の記事で整理しています。

設備撤去で確認する、取り外し、搬出・運搬、処分・リサイクル、跡の補修の作業範囲を示す概念イラスト。作業範囲・費用負担は見積もりで確認。
一般的な説明用イラストです。実際の施工例・施工図ではありません。

エアコンのリサイクル料金だけを撤去総額にしない

家電リサイクル法の対象となるエアコンの引取りを小売業者などに依頼する場合、リサイクル料金と収集・運搬料金は別の費用です。

例えば、三菱電機が同社製の対象エアコンについて公式に公表しているリサイクル料金は、1台990円(税込)です。

これは2026年11月1日に確認した同社の公表額で、取り外しから処分までの総額や、全メーカー共通の料金ではありません。

天井埋め込み形など対象外の機器もあるため、メーカー名・型番・設置形態を担当者に伝え、この料金区分の対象かを確認してください。

取り外し工事や撤去跡の補修が必要なら、その費用も含めて見積もりを確認します。

取り外し工事は、設置場所によって追加費用が発生する場合があります。

照合するときは「取り外し」「収集・運搬」「リサイクル」「必要な補修」の内訳と、税込の合計額をそろえましょう。

どの作業が見積もりに含まれ、追加になる条件は何かが分かれば、金額の差の理由も読み取りやすくなります。

出典:家電製品協会「家電リサイクル料金に関するFAQ」/三菱電機「家電リサイクル料金」/ケーズデンキ「設置・工事料金について」既設エアコンの取り外し

エアコン・照明・物置では、対象の範囲を具体的に聞く

以下は施工担当への質問例です。

実際に必要な工事や施工方法は、現場を確認してもらったうえで判断します。

  • エアコン:室内機だけでなく室外機や既存配管も対象か、残す部材はあるか、穴まわりをどう仕上げるか。
  • 照明:器具の取り外しだけか、取付部分や撤去跡の仕上げも対象か、新しい器具の設置まで含むか。
  • 物置:本体と中の物を分けて確認し、土台の扱いと撤去後の地面の仕上げはどうするか。

写真を使う場合は、撮影や共有の了承を得たうえで、部屋名と品目番号を添えます。

自分で設備を外したり配線・配管を触ったりせず、必要な確認は担当者へ相談してください。

条件が食い違うときは、仲介担当と施工担当へ分けて聞く

残す・撤去する条件が書類ごとに違うときは、まず仲介担当に確認します。

見積もりに含まれる作業が分からないときは、施工担当への質問です。

両方に関わる物は、片方の回答だけで終わらせず、もう一方への確認が必要かも聞いておきましょう。

仲介担当への確認文例

次は、物件名や担当者名を入れて使う一般的な文例です。

リビングのエアコンについて、引渡し時に残す条件か、撤去する条件かを確認したいです。

付帯設備表などの該当箇所と、売買契約書等の条件に違いがないか教えてください。

撤去する場合の実施者・費用負担・期日、残す場合の分かっている不具合と故障時の扱いも、確認できる書類を案内いただけますか。

施工担当への確認文例

こちらも一般的な文例です。

実際に確認できた売買側の条件に置き換えて使ってください。

リビングのエアコンは、売買側では残す条件と確認していますが、リフォームでは交換を希望しています。

今回の見積もりでは、既存品の取り外し・搬出処分・撤去跡の処理が、どの項目にどこまで含まれますか。

対象外の作業と、現地確認後に金額が変わる可能性がある部分があれば、区別して記載をお願いします。

誰が負担するかは、この記事の表だけで決めない

撤去費用を誰が負担するかは、対象の物、契約内容、当事者の合意などを確認する必要があります。

「残置物と呼ばれているから買主負担」「不要だから必ず売主負担」といった決め方は避けましょう。

費用負担や契約上の対応で意見が分かれる場合は、処分を進める前に仲介担当や適切な専門家へ相談してください。

購入契約全体の確認事項を整理したい場合は、中古住宅購入で失敗を防ぐためのチェックポイントも参考にしてください。

回答が出たら、見積もりと引渡し前の確認へ反映する

確認する時期は、売買契約前、工事見積もりを確定する前、引渡し前・着工前の3段階に分けると整理しやすくなります。

  • 売買契約前:残す物・撤去する物と、不具合や故障時の扱いを確認する。
  • 工事見積もりの確定前:買主の希望と、取り外しから処分・補修までの依頼範囲をそろえる。
  • 引渡し前・着工前:合意した内容と現物が合っているか、担当者と確認する。

すでに売買契約済みなら、条件を自由に変えられる前提では進めず、未確認点と変更希望を分けて仲介担当へ伝えてください。

確認表が埋まったら、変更が必要な書類や見積もりを担当者に確認してもらいます。

住まいるダイヤルも、工事範囲の思い込みを避け、変更した内容を見積書や図面などに残すよう案内しています。

撤去費用に関わる解体工事費や廃材処理費も、見積もりの確認項目として挙げられています。

出典:住まいるダイヤル「安心な契約のために さらに確認」

  • 変更された条件や工事範囲が、どの書類に反映されたか。
  • 売主側の撤去と工事側の撤去に、重なりや抜けがないか。
  • 未確認の項目は誰が確認し、いつ判断するか。
  • 引渡し前や着工前に、実際の状態を誰と確認するか。

現地確認で残る物や状態が想定と違っていたら、担当者に連絡し、工事内容や費用への影響を確認します。

確認表を作っても追加工事がなくなる保証はありませんが、少なくとも「どちらかがやってくれると思っていた」という曖昧さを減らすために使えます。

見積書の読み方自体が難しいときは、住まいるダイヤルのリフォーム見積書に関する相談もあります。

見積チェックは、着工前・契約前の住宅本体を含むリフォーム工事などが対象で、解体工事は対象外と案内されています。

撤去だけの見積もりなどは、対象になると決めず、利用条件を確認してください。

利用には条件があり、見積チェックは理解を深めるためのサービスで、事業者への責任追及や交渉を目的とするものではありません。

よくある質問(FAQ)

Q
付帯設備表にエアコンが「有」とあれば、リフォームの撤去費用も含まれますか?
A

売買側の引継ぎ条件から、工事見積もりの範囲までは判断できません。

手元の書類でエアコンの扱いを確認したうえで、取り外し・搬出処分・撤去跡の処理が見積もりのどこに含まれるか、施工担当へ確認してください。

Q
売主が残す設備は、故障したときも保証されますか?
A

残す条件だけで、動作保証や故障時の対応まで決まったとは考えないようにしましょう。

分かっている不具合と故障時の扱いを、売買契約書や付帯設備表など実際の書類で確認し、不明な点は仲介担当へ尋ねてください。

引渡し後に故障を見つけたら、発見日と症状を記録し、修理・処分を先に依頼する前に連絡方法・期限・対応手順を確認します(緊急時は安全確保を優先)。

Q
残置物の撤去費用は売主と買主のどちらが負担しますか?
A

対象の物、契約内容、当事者の合意などを確認する必要があります。

呼び名だけで負担を決めず、誰が撤去し、誰が費用を負担し、いつ行うかを仲介担当と確認してください。

Q
付帯設備表がまだ手元にない場合はどうすればよいですか?
A

品目と場所、買主の希望だけ先に書き、引継ぎ条件は「未確認」としておきます。

どの書類で、いつ条件を確認できるかを仲介担当に聞き、残す・撤去する条件を推測で確定しないようにしましょう。

Q
撤去費用が「一式」でも問題ありませんか?
A

「一式」という表記だけで見積もりの良し悪しを決めず、対象の設備と台数、取り外し・搬出処分・補修の範囲を施工担当へ確認します。

説明を受けて工事内容を変更した場合は、見積書などに反映されているかも確認してください。

Q
エアコンのリサイクル料金だけで撤去できますか?
A

リサイクル料金は撤去総額ではありません。

収集・運搬料金や、必要な取り外し工事・補修の費用を含むか確認してください。

メーカーや設置状況、依頼先で条件が変わるため、同じ作業範囲と税込合計額で照合します。

まとめ|残す物と撤去する物は、条件と作業をつなげて確認する

中古住宅の設備は、現地にあるだけで引継ぎ条件や工事範囲まで分かるわけではありません。

売買側の条件、買主の希望、リフォーム見積もりの作業範囲を、同じ品目で照らし合わせることが大切です。

金額を見るときも、リサイクル料金だけを撤去総額にせず、取り外し・運搬・処分・必要な補修の範囲をそろえましょう。

まずはエアコンや照明など、使うか交換するか迷っている物を一つ、確認表に書き出してみてください。

空欄を無理に埋めず、仲介担当に聞くことと施工担当に聞くことが分かれば、次の相談へ進めます。

工事する場所と残す場所の優先順位を考えたい方は、中古住宅リフォームで実際に工事した場所・見送った場所もあわせて読んでみてください。

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