リモートワーク(在宅勤務)ができる職場に転職した!会社が在宅勤務にシフトした!などこれからリモートワークを始める人や、すでにリモートで働いているけどオフィスに比べイマイチ効率が上がらないなんて人はワークスペースを見直してみましょう。
僕はフルリモートになって2年以上が経ちましたが、少しずつリモートワークで使っている部屋の環境が整ってきましたので経験を交えて快適なワークスペース作りのヒントをご紹介します。
在宅勤務ってなんだか仕事が捗らない
フルリモートになってほぼ毎日自宅の部屋でリモートワークするようになった当初はオフィスで働いていたより、いろいろ効率が悪くオフィスに行った方が仕事が捗るなと思っていました。
効率が上がらないからついついダラダラして集中できない、そしてさらに効率が下がるなんて悪循環に陥る日もたまにありました。
リモートワークしたらなんで効率が悪いんだ?
いやいや、そもそもリビングのソファーで仕事してるからじゃない?
そうなんです、元々はリビングのソファーでノートPC1つで働いていました。
ってことでまずはリモートワークする部屋作りから始めました。
ワンルームの場合はちょっと難しいかもしれませんが、リモートワークするならなるべく部屋を用意するのがオススメです。
部屋じゃなくてもリビングの一角などでも良いと思います。
まずはワークスペースから、快適な部屋づくり
机と椅子
オフィスと圧倒的に違うところ、まずは机と椅子がない!
ってことで机と椅子を購入することにしました。
でも予算が限られている。。。まずはデスクと椅子どちらに予算を投下するか。
半分ずつぐらい?デスク?椅子?
良い椅子に座ってリモートワークした方が長時間働いた後も疲れないんじゃってことで椅子の方を優先して予算を使うことにしました。
ハーマンミラーも有名ですが、僕は「姿勢の研究から生まれたノートPCの作業に最適なチェア」とメーカーも言っているのでオカムラのShiftという椅子にしました。
首の疲れはマシになったように思います。アーロンチェアより価格も抑えられたので満足しています。
机はシンプルな物を購入。
幅120cm、奥行き45cmの木製スリムデスクを購入しました。
初めは快適に使っていたのですが、モニタを購入したりマイクを購入したり机の上に置くものが少し増えてきたのと、書き物をしたり長時間タイピングした時にもう少し奥行きがあった方が快適かな〜という感じです。
モニタのサイズも大きくなったので、結局DIYで奥行きを10cm増やすことにしました。
今は快適なので可能なら50cm以上の奥行きがあるデスクをオススメします。
もちろん個人差がありますので、好みのサイズを探しましょう。
あ、僕は机も椅子もネットで購入したため、サイズは実物をみないで決めてました。
ネットで購入される場合は一度段ボールなどをデスクと同じ大きさに切って試してみましょう。
ディスプレイ
Microsoftのページでも紹介されていますが、Jon Peddie氏の報告では、デュアルモニター化することによってなんと 42% もの生産性の向上が見られたそうです。
DELL Technologiesのページでも「デュアル・モニター・ユーザーは効率性が18%高い。デュアルモニター構成で、ユーザーよりは正確により早く作業を完了。」と紹介されています。
僕もオフィスではサブディスプレイを使って作業していますので、モニタがもう一つあるのとないのでは大きく生産性が変わることを体感しています。
なので、液晶モニタを購入しました。
最初はIRIS OYAMAの23.8インチの液晶ディスプレイでお値段なんと13,800円。
机も大きくないのでこのサイズにしましたが、かなり効率が上がりました。
それから1年後にはLGの34型ウルトラワイド液晶ディスプレイに変えました。
このモニタにした理由はやっぱり作業効率。23.8インチのモニタも1万円台なのでかなりコスパいいなと思って使っていましたが、もう少しだけ作業領域があれば嬉しいなと思い、34型にしました。
トリプルディスプレイという選択肢もあったのかもしれませんが、ケーブル類も増えるので1つで大き物にすることにしました。
LGの方は、Slackを画面左1/3ぐらいに常に表示しています。残りはメールやカレンダーを表示するブラウザ、ノートPCの方はミーティングのGoogle meetsやZoom、メイン作業のアプリなどです。
僕の実感でもデュアルディスプレイは作業効率がアップする神アイテムの一つです。
外出が多い営業職の人はディスプレイが1つの環境に慣れているせいか使わない人をたまに見かけますが、コスパは最強だと思いますので、是非導入してみて下さい。
サイズに迷ったらスペースが許すなら大きい方を選ぶ方が良いと思います。
マイク
オンラインミーティングをしていると音声が聞きづらいことがたまにあります。
聞いている方はとてもストレスになりますので、マイクは少し良いものを購入してみるのをオススメします。
iPhone純正のイヤホンマイクという選択肢もありますが、聞き取りにくいことがあったり、マイク部分が何かに擦れてガサガサと音が入ったりするので外出先以外ではあまりオススメしません。
ヘッドセットの場合、会議が多い日は耳が痛くなったりしますし、それのおかげで集中力が低下したりしますので、環境が許すならヘッドセットじゃない方をオススメします。
お客さんと話す人は特にマイクには投資しても良いのではないでしょうか。
ヘッドセット
部屋作りとは少し違いますが、マイクのところでヘッドセットの話をしたので、紹介します。
僕は基本ヘッドセットを使っていませんが、立って会議に参加したい時、自宅以外の場所で仕事する時などヘッドセットを使っています。
イヤホンは耳が痛くなったりしますので、骨伝導のヘッドセットを使っています。
ノイズもとってくれて、一日使っても耳が全然痛くならないので、オススメです。
注意点は不要なBluetooth機器はオフにしておくことです。電波の干渉?でたまに聞きにくいと言われることがありました。
スマートスピーカー
僕はEcho Dotを机の横に置いて使っています。Echoシリーズは我が家に3台あります。それほどコスパがいいと思っています。
僕にとってはプライベートだけでなく仕事でももちろん必需品です。
セール時期なら1世代前の物だと1980円で買えるのでコスパは最強。セール時期以外でも4980円ぐらいです。
もし今、僕のEcho Dotが故障したら、セール時期を待たずに即購入すると思います。
なんと言っても音声認識は最高です。作業の手を止めることなく、しかも手動より早くできてしまいます。
「アレクサ、ニュース教えて」、「アレクサ、〇〇時に教えて」、「アレクサ、〇〇分のタイマー設定して」、「アレクサ、〇〇ってどういう意味?」
など、とにかく話しかけるだけで良いので、これも使ったら手放せないアイテムの一つだと思います。
iPhoneのSiriでも良いですが、Amazon MusicでBGMを流しながら仕事するなど、やっぱりEchoシリーズはリモートワークには欠かせない相棒だと思います。
スタンディングデスク
最近、スタンディングデスクもDIYしました。他のDIYした時の木材が余っていたので作りましたが、廃材がなければ2万円以内なら購入していたと思います。
一日中座って作業しているとお尻が痛くなったりしますし、姿勢が固定されたままなので購入しました。
気分転換の時などに使っています。PCはディスプレイと繋げているので基本デスクでしか使用しませんが、スタンディングデスクではステッパーで足踏みしながら考え事をしたり、iPhoneでメールチェックしたりしています。仕事に関する書籍をみたり、調べ物もiPhoneで立ちながらすることがあります。
ヘッドセットを使って立ちながら会議に参加することもあります。
とにかく、ずっと座っていると良くないので、立って仕事する時間を意識的に作っています。
スタンディングデスクがなくてもできると思いますが、ちょっと手を置いたり、メモを書いたり立った位置に台があるのって結構便利です。
フィットネス器具
リモートワークの大敵、運動不足を解消するためと冷えの解消を目的にステッパーを購入しました。
特に冬は一日中動かないと寒く感じやすく手足が冷えてしまうので、体を動かす様にすることで暖房の設定温度をそこまで上げなくても、寒さに凍えることなく仕事ができ、運動不足も解消できて一石二鳥!ということでステッパーを購入しました。
太ももの筋肉を鍛えると、基礎代謝が向上して太りにくく、痩せやすくなったり
血流が良くなって冷えの解消に繋がったりするそうです。
休憩するときにも、ぼーっと休憩するよりも軽い運動をした方が休憩の効果が高まり、仕事を再開した時の集中力が上がるってことなので、購入してみました。
結構高かったですが、5年保証ってことでかなり丈夫なのかなと思って購入しました。
フットマット
やっぱり冬は冷えます。でも暖房を強くすると足元より頭の方が温まりすぎてボーっとしたりするので、暖房は弱め、フットマットを使っています。
45角の物でも電気代も1時間0.5〜0.6円とかなので1円行かない程度なので経済的です。
Wifiルーター
Wifiはリモートワークではなくてはならないもの、Wifiルーターもしっかり投資をしたいところです。
我が家にはWifiにつながる機器がかなりあります。
PC2台、スマホ3台、タブレット1台、Amazon Echoシリーズ3台、任天堂Switch、プリアンプ、Switch bot、Fire TV2台など思いつくだけでも結構あります。
同時につながるタイミングがあるので同時接続台数が少ないWifiだと混線してネットの速度が落ちてしまいます。
会議の音声が途切れる、業務で使うウェブアプリの読み込みが遅いなどなど、リモートワ
[ークでインターネット速度が遅いことは作業効率の低下に直結します。
なので、Wifiルータはバッファローの WXR-6000AX12S/D を使っています。Wifi6に対応したモデルです。
同時接続台数も36台なので家庭で利用する分にはほぼ問題ありません。
Wifi6対応の中継機も使っています。中継機は WEX-1800AX4EA/Nを使っています。
ルーターからの距離が遠い、鉄筋コンクリートで電波が届きにくいなどの場合は中継機の設置も検討してみましょう。
あと電子レンジの電波と干渉するので、Wifiルーターは電子レンジの近くは避けなるべく家の中心に近いところに設置するのが理想です。
オーディオセット
リモートワークのメリットで音楽が聞けるというのを上げたのですが、僕にとって音楽はモチベーションをあげたり、リラックスするのにとても効果があります。仕事の効率がかなり変わります。
元々はEcho dotで聞いていたのですが、せっかくなのでBluetooth接続できるDENONのアンプを購入しました。サイズも小さくてそこそこの音質なので大満足です。
音楽はAmazon Music Unlimitedで聞いています。Jazzやボサノバなどカフェっぽいプレイリストから懐メロ、アゲアゲソングまで気分に応じてすぐ聴けるのでとても重宝してます。
まとめ
リモートワークにおいてワークスペースはある程度自由に整えることができます。
そして、仕事をするスペースは仕事の効率に大きく影響します。
快適な部屋やスペースを作り上げて、余計なストレスなく仕事を進めましょう!
環境が整えば、アプリなどツールも揃えておきたいところですね。仕事のミスも減らせる?お役立ちツールはこちらの記事でも紹介しています。