転職エージェントとの面談は、希望条件の整理・求人紹介の精度アップ・選考対策につながる重要なステップです。
この記事では、面談で聞かれること/事前準備/当日の流れ/伝えるべき条件を、僕の体験談も交えてわかりやすくまとめます。
「在職中で時間がない」「何を話せばいいかわからない」という方でも、読み終わる頃には面談のイメージが掴めるはずです。
転職エージェント|面談とは?目的とメリット
そもそもなぜ、転職エージェントを利用するのがいいかと言うとエージェントがいろいろサポートしてくれるからです。
そのためには、あなたのスキルセットや希望の転職条件をきっちり伝えておく必要があります。
多くの転職エージェントは、採用が決まると企業側から成功報酬を受け取るビジネスモデルです。
そのため、基本的にはあなたの強みを企業に伝え、条件交渉をサポートしてくれるケースが多いです。
ただし、企業との信頼関係もあるため、経歴の事実確認や懸念点の整理は行われることがあります。
だからこそ、希望条件は「遠慮なく」ではなく、優先順位をつけて具体的に伝えるのがおすすめです。
例えば、スカウト型サービスでは、登録後にスカウトが届き、興味があれば返信→面談という流れになることがあります。
一方で、エージェント型サービスでは、登録後に担当者から連絡が来て、面談日程を調整するケースが一般的です。
※サービスによって流れや対応時間は異なるため、詳細は各社の案内をご確認ください。
前回も書いた通り、まずは2〜3社(または2〜3名の担当者)と面談して、提案内容や相性を比較するのがおすすめです。
在職中でもOK:面談は夜・土日対応もある
在職中の方は転職活動の時間が取れないと心配している方もいらっしゃるかもしれませんが、エージェントによっては、平日夜(18時以降)や土日に対応してくれることもあります。
在職中で時間が取りづらい方は、オンライン面談(電話・Web)も含めて相談するとスムーズです。
面談の時間は30分から1時間が多いです。
面談は電話・Web(オンライン)で行うこともできますし、希望すれば対面(エージェントのオフィス)で面談できる場合もあります。※僕が転職活動した当時は電話面談が中心でしたが、最近はWeb面談(オンライン)が主流のエージェントも多い印象です(対応は会社・担当者によります)。
特に不便もなく電話の方が時間も取られず良かったです。
面談前の準備:職務経歴・希望条件の整理
まずはサイトに登録したあなたの職務経歴などを中心にどんなことができるのか、どんな条件で転職したいのかをヒアリングされます。
転職したい業種や職種もこのときはっきり伝えておきましょう。
エージェントと面談する前に自分の希望条件など再確認しておきましょう。
スキルや経験については履歴書、職務経歴書を準備していれば問題ありません。
履歴書の書き方・職務経歴書の書き方はリンクの記事を参考にしてください。
面談前に用意しておくとスムーズなもの
※事前提出を求められることもあるので、面談日が決まったら早めに準備しておくと安心です。
面談当日のポイント(応募判断の考え方)
面談の際にいきなりいくつか求人を紹介してくれる場合もあります。
求人をその場で紹介されることもありますが、その場で即応募を決める必要はありません。
会社の口コミ・事業内容・募集背景などを確認し、「なぜこの求人が合うのか」を整理してから応募した方が、面接でも話しやすくなります。
気になる点は、遠慮せずエージェントに質問してOKです(募集背景、配属先、評価制度など)。
もちろん、自分の希望通りの会社なら応募するのもアリだと思いますし、希望通りでない求人でも、経験の棚卸しや面接慣れの目的で応募するのは一つの手です。
ただし、応募が増えすぎると負担になるので、優先順位(第一志望/練習枠など)を決めて進めるのがおすすめです。
応募するか迷ったときは、次の観点でチェックすると判断しやすいです。
面接に自信がない方は練習のつもりで応募してみるのもOKだと思います。
転職エージェント面談の一般的な流れ
- 自己紹介・サービス説明(5分程度)
- 経歴ヒアリング(20〜30分)
- 希望条件のすり合わせ
- 市場状況の共有
- 求人紹介(ある場合)
- 今後の進め方の確認
事前準備をしておくことで、求人紹介までスムーズに進む可能性が高まります。
よく聞かれる質問と回答例(例文)
※以下はあくまで例です。あなたの状況に合わせて言い回しは調整してください。
Q. 転職理由は?
A(例)「現職で得られた経験を活かしつつ、〇〇領域により深く関われる環境で成果を出したいと考えています。特に△△の業務で経験を積みたいです。」
Q. なぜ今のタイミングで転職?
A(例)「〇〇の案件を一通り経験し、次は△△の役割に挑戦したいと考えたためです。現職での引き継ぎ時期も考えると、今が動きやすいと判断しました。」
Q. 希望年収は?根拠は?
A(例)「希望は〇〇万円です。現年収(〇〇万円)と、直近の成果(例:売上〇%改善/工数〇時間削減)と、市場相場を踏まえてこのレンジを想定しています。」
Q. 希望条件の優先順位は?
A(例)「絶対条件は職種が〇〇であることと勤務地(または働き方)です。年収はできれば〇〇万円以上ですが、仕事内容とのバランスで相談したいです。」
Q. 逆質問はある?
A(例)「今の市場だと、私の経験(〇〇)だとどの業界・職種が合いそうでしょうか?また、選考で評価されやすい強みがあれば教えてください。」
面談で伝えるべき希望条件(優先順位の付け方)
僕がエージェントに伝えた条件は
といったところです。(希望の職種や年収は、面談の中で担当者から確認されることが多いです。)
事前に相場感を調べたうえで、僕の場合は年収100万円ほどアップを希望しました。
面談では「狙える範囲」と言ってもらえ、結果として希望年収以上の求人も多く紹介されました。
※ただし、年収の上がり幅は職種・経験年数・市場状況で大きく変わるので、まずは相場確認と「現実的なレンジ」のすり合わせがおすすめです。
面談後にやること:求人の見極め・書類添削・次アクション
面談を終えると条件に近い求人を紹介してくれます。
応募の前には履歴書・職務経歴書についても書き方のアドバイスを貰えたりしますので事前に見てもらいましょう。
在職中に転職活動をしていたので、エージェントとの面談は、昼休みや休日にしてもらいました。
夜は深夜に帰ることがデフォルトだったので、21:00ぐらいまでなら対応しますよと言ってくださったりしましたが、休日やお昼にしてもらいました。それでも嫌な顔せず親切に対応してくださいました。
もちろん、1人でも多く紹介をして報酬をもらう為かもしれませんが、勤務時間中に面談できる方が嬉しいはずです。
僕は最初に2〜3社で面談し、最終的には5〜6名の担当者と話しました。
理由は、得意な業界・紹介求人の質・提案スタイルが担当者によって違うと感じたからです。
合わないと感じたら、別担当に変えてもらう/別エージェントを試す、のどちらも選択肢になります。
同じエージェント(会社)でもエージェント(人)によって合う合わないがあったり、この人はこちらの希望より転職させることが最重要なんだなと感じる人もいましたので、合わないと思ったときはそれだけでダメなエージェント(会社)だと決めつけず、別のエージェント(人)とも面談してみることをオススメします。
転職エージェントとの面談は、在職中でも進めやすく、情報収集と方向性の整理に役立ちます。
まずは1社に絞らず、2〜3社で面談して比較し、自分に合う担当者を見つけるところから始めてみてください。
最初の一歩は勇気がいりますが、面談を受けることで求人の選択肢や次にやるべきことが具体的になります。
面談後の次アクション(おすすめの進め方)
- 紹介求人を見て「応募する/保留/見送り」に仕分けする
- 気になる求人は、募集背景・配属先・働き方(出社頻度)・残業・評価制度をエージェントに確認する
- 応募する求人が決まったら、履歴書・職務経歴書を添削してもらい、提出する
- 書類通過後は、想定質問の共有や模擬面接など、選考対策を依頼する
- 内定後は、条件交渉・入社日調整・退職手続きの相談を進める
面談で失敗しないための注意点
迷ったときは、次のように進めると失敗しにくいです。
転職エージェントはサポート役ですが、最終的に判断するのは自分自身です。
まとめ|転職エージェント面談は「準備」で結果が変わる
転職エージェントとの面談は、単なるヒアリングの場ではありません。
希望条件の整理・市場価値の確認・求人提案の精度向上につながる重要なステップです。
在職中でも、夜間やオンライン対応をしてくれるケースが多いため、忙しい方でも無理なく進められます。
面談を有意義にするためのポイントは次の3つです。
また、エージェントや担当者との相性もあるため、2〜3社で面談して比較するのがおすすめです。
合わないと感じた場合は、担当変更や他社利用も選択肢になります。
転職は大きな決断ですが、まずは面談を受けてみることで情報が集まり、視野が広がります。
一歩踏み出すことで、キャリアの選択肢は確実に増えていきます。
この記事が、あなたの転職活動の後押しになればうれしいです。
次回は履歴書・職務経歴書の書き方について紹介します。


