40歳の転職活動体験談

働き方とキャリア
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40歳での転職活動は、20代・30代とは戦い方が異なります。本記事では、僕の実体験をもとに転職エージェントの活用法と注意点を解説します。

前回の復習にもなりますが転職活動する際にまずやることは自分の市場価値を知ることです。

自分の市場価値を知る

繰り返しになるのですが、まずは同じ年齢、職種の求人を沢山みてみることです。

何十社か見れば自分のスキルだと大体このぐらいかなと言うのが分かると思います。

面倒だと思うかもしれませんが、これで転職活動がうまくいくかどうか大きく変わります。
うまくいくというのは、

  • 年収が相場からかけ離れた転職をしない。
  • 高い年収を提示し過ぎてなかなか決まらないというのを減らす

といった点です。ブラック企業と呼ばれる会社の中には、年収水準が相場より低いケースもありますが、必ずしも年収だけで判断できるわけではありません。

そして時給で考えてみることも重要です。同じ月収50万円を稼ぐにしても、1日16時間働いて50万円稼ぐのと1日8時間働いて50万円稼ぐ場合では単純に倍違ってくるからです。

年収は業種や職種によって決まる部分も大きので、転職を考えている業種の平均年収がどのくらいなのかも調べておくようにしましょう。

例えば30歳で平均年収が300万円の業種の場合、同じ業種・同年代で年収600万円を目指すのは、一般的にはかなり難易度が高いと言えるでしょう。ただし、役職や専門性、企業規模によっては例外もあります。

僕の場合は年収600万 – 800万ぐらいが相場かなと言う感じでした。

900万-1000万になると今の経験とスキルでは少し背伸びしての転職になるので、転職できたとしてもその後にいろいろ頑張らないと厳しいなと言う感触でした。

履歴書・職務経歴書を準備する

当然ですが、転職エージェントに登録するには履歴書や職務経歴書は必須になります。

履歴書に記載する卒業年は忘れてしまっていたりするので、生年月日を入力すると自動で計算してくれるツールもありますので活用すると便利です。

当然ですが、僕のように浪人や留年した方はそれを考慮に入れる必要ありです。
履歴書の書き方職務経歴書の書き方」は長くなるので別の記事で書きます。

転職エージェントに登録する

僕が登録した転職エージェントは3つです。

  • JACリクルートメント
  • ビズリーチ
  • XXXXXXXXX(転職エージェント)

最後の一つは僕にあった求人があまりなかったのか、殆ど紹介がありませんでした。ただエージェントによって得意領域が違ったりするので僕と合わなかっただけで他の業界・職種なら豊富に求人を持っていらっしゃる可能性は十分ありますので、あえて伏字にさせてもらいました。

JACリクルートメントも登録した時は「紹介できる求人はありません」とサイトでは表示されましたが後日、何社も紹介いただけました。

ビズリーチの方は登録するといろんな「企業からのスカウト」問い形で求人が紹介されたり。

ヘッドハンターからのスカウト」という形でエージェントから求人の紹介があったりします。

「企業からのスカウト」や「ヘッドハンターからのスカウト」というと転職活動をあまりやって来なかった人は「え!?自分にスカウト?とかヘッドハンティング!?」となるかもしれませんが、一般的には登録情報が企業やエージェントの検索条件に合致した場合にスカウトが送られる仕組みです。

わー、早速スカウトきた

一応お伝えしておきますが、条件にマッチする方には
スカウトという形でメールが送られるんです。
私が採用側で利用していた際には、条件に合う候補者へまとめて多数のスカウトメールを送ることもありました。

僕は採用側でビズリーチを使っていたことがあるのですが、スカウトメールは条件にマッチした人にとにかく送信します。

僕の場合は、条件でフィルタリングした上で多くの候補者にまとめてスカウトを送っていました。

プラチナスカウトの方は文面なんかも少し変えたりしながらよりきて欲しい求職者の方に送っていました。

なので特別に皆さんをスカウトしたいというわけでなく、まずは面接して話をしたい程度の熱量だと思ってもらうとちょうど良いです。

普通に転職サイトなどで応募するのと同じ選考ステップ、選考基準になると考えてもらっていいと思います。

エージェントの方は経験がないのですが、恐らく同じような仕組みだと思いますので、条件にマッチすれば「ヘッドハンターからのスカウト」が届くことになると思います。

転職エージェントや企業からのスカウトは、登録情報が検索条件に一定程度合致した候補者に送られる仕組みが一般的です。

そのため、スカウトが届いた=内定に近いという意味ではありません。ただし、面談や面接の候補として検討対象になっている可能性はあるため、転職活動を前向きに進めるきっかけにはなります。

ヘッドハンターからのスカウトは「こんな求人があります。興味があれば返信ください」みたいなメッセージが届きます。

その求人自体は少し違うなと思っても、エージェント(ヘッドハンター)と繋がりたければ返信して他の求人を紹介してもらうこともできます。

エージェント(ヘッドハンター)から届いたメッセージの中で気になる募集があればエージェントと面談しましょう。

ここで注意しておきたいのは、いろんなエージェントからスカウトが届くので、

  • まずは2、3に絞った方が良い
  • エージェントの中にはとにかく転職してもらいたいだけの人もいる

ということです。この2つについてはこの後、個別に書いていきます。

エージェント(ヘッドハンター)を絞った方が良い理由

エージェントからのスカウトに返信すると、まずは面談しましょうとことになります。

面談した上で、転職先の希望条件や皆さんのスキルなどをヒアリングして条件に合うような求人を紹介してくれます。(100%条件にマッチする求人は少なかったです)

エージェントごとに面談をすることになるので、エージェントの面談だけでも時間が必要になります。

さらにそのエージェントがいくつも求人を紹介してくれるので時間的に2、3がちょうど良いかなと思います。

あくまで僕が心地いい感覚なので、離職中の方や時間の融通が聞く方にとってはもう少し多くても問題ないかもしれませんので、お好みで調整してください。

転職エージェントとの面談については別の記事で紹介します。

エージェントの中にはとにかく転職してもらいたいだけの人もいる

多くの転職エージェントは成功報酬型のビジネスモデルを採用しており、求職者が入社に至った場合に企業側から報酬を受け取る仕組みが一般的です。

逆にいうと転職してもらえなかったら報酬が発生しません。

面談の時間や求人を紹介する時間に対する報酬はもらえないのです。

なので、求職者のことをあまり考えず、年収が今と同じ、少し下がってもとにかく転職を進めてくるなどといったこともあるようです。

コンタクトする前に評判をネットで検索してみてください。

担当する転職エージェントとの相性が結果に大きく影響することがあります。大手転職エージェントは求人数やサポート体制が整っている傾向がありますが、担当者によって対応の質に差があるのも事実です。

一方で、特定業界に強い中小エージェントがマッチするケースもあります。複数登録しつつ、最終的に2〜3社に絞る方法が現実的です。

あくまで個人的な感想が、競争の激しい転職業界で長年続いているということは、それなりにしっかりした会社だと言えると思います。

面談した際に希望条件を伝えたのに、あまりに希望とズレた求人情報を紹介してくるエージェントは注意してください。

求職者の希望よりもスピードを優先しているように感じる場合もあります。

気になる案件がある場合は、信頼できそうなエージェントにコンタクトして同じ求人がないか確認してみてください。1社の求人を複数のエージェントが取り扱っているケースも多いですが、専任契約や独占求人の場合は1社のみが扱っていることもあります。

選考プロセス

選考のプロセスで最も多いのは

書類選考

一次面接

二次面接

内定

です。順番に見ていきます。

書類選考

エージェントを利用する場合は、エージェント経由で書類選考に応募することになります。
企業求人のスカウトの場合は自分で応募することになります。

多くの企業では応募者全員と面接するのは難しいため、書類選考が設けられていることが一般的です。

時間があったとしても、そもそも書類上でミスマッチだと思われる応募者とはわざわざ時間を割いて面接することはありません。

なので、まず書類選考があるのが一般的です。

書類選考がなかなか通らない人は履歴書の書き方や職務経歴書の書き方を別の記事で紹介しますので参考にしてください。

面接

エージェントを利用する場合は、面接の日程調整もエージェントを通してのやりとりになります。

企業のスカウト、企業の求人に直接応募すれば企業の採用担当者と日程調整することになります。

エージェントサービスを利用していると面接の前にいろいろ情報収集も可能です。

面接で気を付ける点やその企業がどんなところを重視するのかなとどの情報を教えてくれます。

同じエージェントを使って、他にも面接した人がいて不採用だった理由をヒアリングしているはずなので。

一次面接

一次面接は一緒に働くことになるメンバーや直属の上司になる人との面接になることが多いです。

スキルがマッチするか、仕事への心構えはどうか、一緒に働くことになるメンバーとうまくやって行けそうかなど、実務に近いところが選考ポイントになります。

書類選考は通過するのに一次面接が通らない人は別の記事で紹介しますのでそちらを参考にしてください。

二次面接

二次面接では管掌役員や小さい会社であれば社長などと面接することが殆どです。

細かいスキルや実務の内容よりは、会社のビジョンやカルチャーにマッチしそうかなどをみられることが多いですが、企業にもよりますが、一般的には一次面接を通過している分、二次面接の通過率は比較的高い傾向があります。ただし、最終面接で厳しく見られる企業もあります。

二次面接では人柄やカルチャーフィットが重視される傾向があります。明るく前向きな姿勢を意識するとよいでしょう。

転職理由も聞かれると思いますので、特にブラック企業にいる人はその企業や上司のネガティブ発言をしてしまわないように気をつけましょう。

面接については詳しく別の記事で紹介します。

面接後のエージェントととやりとり

面接を終えるとエージェントと会話することになると思います。

面接の感触や選考に通った場合、2次面接に進む気があるのかなど。
まぁここはエージェント(ヘッドハンター)によって同じエージェントでも少し変わってくるかもしれません。

面接で聞きそびれてしまったことなどはその時点で伝えて、確認してもらうこともできます。

不採用だったら

残念ながら不採用だった場合は、可能であれば理由を確認して次に活かしましょう。

僕の場合は10社ほど応募し、2社から内定をいただきました。

40代の転職でも、内定率は職種や市場環境によって大きく異なります。複数応募を前提に計画を立てることが現実的です。

活動を始めるときは20社は受ける覚悟をしていました。

特に35歳以上の場合、企業が具体的なスキルや経験を求める傾向は強まります。ただし、ポテンシャル採用や成長領域では柔軟に採用されるケースもあります。

企業が求めているスキルセットとマッチしないことはよくあります。

採用していた側からすると、スキルセットが高過ぎても、「今のうちの会社のフェーズだとこと人に来てもらっても活躍してもらえる環境がない」といったこともあります。

なので少し不採用が続いても落ち込む必要は全くありません!

不採用だった場合は、可能であればフィードバックをお願いして次に活かしましょう。企業の方針によっては詳細な理由を開示しない場合もあります。

回数を重ねるごとに企業に応じた自分のアピールポイントを変えることができるようになってくると思います。

入社意思表示

内定の連絡後、正式な内定通知書が発行されます。

発行までの期間は企業によって異なりますが、通知書に記載された年収や条件を確認するまでは現職への退職意思表示を控えるのが安全です。

特に40代の転職では、年収条件や役職条件の確認が重要になります。

内定通知書は企業にもよりますが、社内稟議を通す必要があることが多いので1週間ほどかかる場合もあります。

殆どありませんが、稀に社内手続きの都合で条件が調整されるケースもありますし、面接次と内定通知書に記載されている年収などの条件が違っている場合もありますので、内定通知書が手元に来て納得のいく条件であることが確認できるまでは現職の退職意思表示はしないことをおすすめします。

内定通知書を受け取って入社の意思表示までには企業にもよりますが、1週間ぐらいが期限であることが多いと思います。

もちろん、他にも面接中の場合には入社意思表示の期限は伸ばしてもらう交渉はできますので、遠慮なくエージェントに伝えましょう。

まとめ

ということで、

  1. 自分の市場価値を知る
  2. 履歴書・職務経歴書を準備しておく
  3. 転職エージェントに登録する
  4. エージェントと面談する
  5. 応募する

といった流れで進んで行きますのでそれぞれポイントを抑えて選考に挑みましょう。

今回も最後まで読んでくださってありがとうございます!

皆さんが内定通知書を受け取ってひとりっきりで大きなガッツポーズをとっている未来を祈りつつ。(もちろん僕も内定もらったときは、40超えたおっさんが、ひとりっきりで「YEEES!!」といいながらガッツポーズしました)

ではまだ次回。

※本記事は筆者の個人的な転職体験に基づく内容であり、転職結果を保証するものではありません。

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